イベント・レース詳細
天皇賞・春(Tenno Sho・Spring)の歴史は、1938年に帝室御賞典を再編し年2回の施行に改められたところまで遡ります。このうち春の競走が現在のレースになるのですが、当初は阪神競馬場(旧 鳴尾競馬場)で開催されていました。現在に至るまでに馬齢制限などの条件が幾度となく変更されています。
2008年からメルボルンカップの前年度優勝馬が招待されるようになり、さらにこのレースの優勝馬にはメルボルンカップの優先出走権が付与されるようになっています。2017年からは、大阪杯(G1)・宝塚記念(G1)と合わせた3競走をすべて制覇した競走馬に対して報奨金が贈られるようになりました。
また、1995年からは地方競馬所属の競走馬が、2000年からは1972年より出走できなくなっていた外国馬が2頭まで出走可能となりました。さらに2005年からは国際競走に指定されたため、外国調教馬が5頭(のちに9頭)まで出走できるように変更されています。
出馬投票した外国馬やレーティング上位5頭は優先出走が認められます。また国内馬の場合は阪神大賞典(G2)や日経賞(G2)で1着になることで優先出走権が与えられます(JRA所属馬の場合)。地方競走馬は上記のレースで2着以内になれば、レースへの出走が可能になっていきます。
今回開催が決定している、第171回 天皇賞・春の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 |
第171回 天皇賞・春 |
開催日 |
2025年5月4日(日) |
会場 |
日本・京都競馬場(京都) |
コース |
芝3200メートル |
今回のレースで使用される京都競馬場は、1907年に開設された島原競馬場を前身とする競馬場です。この島原競馬場は京都市下京区に開設されましたが、数回の移転が行われ1925年の移転の際に現在地に開設されることになりました。現在までにスタンド増改築などの改修工事が行われ、現在に至ります。メイン馬場は芝なのですが、それ以外にダートや障害など3種のレースが行えるようコースが整備されています。
レースは右回りの芝コースで行われ、向こう正面からスタートします。スタートから100メートルほど走るとすぐに最初のコーナーに到達するのですが、そこから第4コーナーにかけての高低差4.3メートルの「淀の坂」を通ることになります。今回のレースではこの淀の坂を2回も通過することになるので、高低差がある地形を走るためのスタミナや長く良い脚がある競走馬が活躍するでしょう。
天皇賞・春は開催年によって若干の変動があり、14~18頭立てで開催されます。2024年開催時は18頭立て(うち1頭は出走中止、1頭は出走取消)で行われていました。今回の第171回 天皇賞・春の出走馬はまだ正式に確定していませんが、現在までに出ているニュースやブログ記事等を参考に注目の競走馬をまとめてみました!
注目の競走馬 |
注目ポイント |
ヘデントール(Redentor) |
2025年直近の成績は菊花賞(G1)を2着で終えたあと、ダイヤモンドステークス(G3)を制覇しています。前走で重賞レース初制覇となり、ここまで8戦5勝と勝ち越しています。直近の成績は上場といったところですが、今回の天皇賞・春に出走する場合も前走で見せてくれた、大きく後続の競走馬を突き放す走りを見せてほしいですね。 |
サンライズアース(Sunrise Earth) |
2025年直近の成績は早春ステークス(3勝クラス)を2着としたあと、阪神大賞典(G2)を制覇しています。前走で勝利したことで、天皇賞・春の優先出走権を手に入れました。また、前走では中盤以降ハイペースで進行しスタミナ勝負に持ち込む選択をしましたが、今回の天皇賞・春ではどのような戦略になるのかに注目が集まります。 |
ビザンチンドリーム(Byzantine Dream) |
2025年直近の成績はアメリカジョッキークラブカップ(G2)を6着としたあと、レッドシーターフハンデキャップ(G2)を制覇しました。今回の天皇賞・春への出走予定で、ノーザンファームしがらきで様子を見たあと、現在は栗東トレーニングセンターに帰厩しました。2024年10月の菊花賞以来のG1レース挑戦で初制覇なるか注目です。 |
前回レースの結果
前回2024年4月28日(日)に開催された第169回 天皇賞・春では、1番人気のテーオーロイヤルが制しています。テーオーロイヤルはレース中先行する競走馬を追う形となりましたが、最後の直線に入ると先頭に抜け出し、後続の競走馬を寄せ付けずにそのままゴールに飛び込み勝利することができています。
2着は2馬身差で5番人気のブローザホーン、そこからさらに半馬身差をつけて6番人気のディープボンドが3着に入りました。テーオーロイヤルは2024年2月のダイヤモンドステークス(G3)や2024年3月の阪神大賞典(G2)に続く勝利で重賞レースを3連勝するとともに、G1レース初制覇を飾ることができています。
おすすめのブックメーカー
今回開催予定の第171回 天皇賞・春は、競馬(競走馬)カテゴリのあるブックメーカーサイトでオッズが発表され次第ベット可能になります。ちなみにオッズというのは、予想的中時の払戻額を計算するための払い戻し率のことです。
競馬でベットすることができる主なオッズとして、1着の競走馬を予想する(単勝)ものや3着以内の競走馬を予想する(複勝)ものがあります。レースに出走する各競走馬に対してオッズが付けられますが、競走馬によって値が異なるのが特徴です。この値は人気の競走馬であるほど低くなっていきます。
その逆でオッズが高い競走馬もいますしベットすることもできますが、このようなオッズになるということはレースで勝てないような不利になる理由があることが考えられます。オッズが高ければ払戻額がアップするのですが、このような競走馬にベットする場合は相応のリスクがあることを覚えておきましょう。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズをチェックしていきます!
まず始めにスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)を見ていきます。このサイトは2016年に設立されたのですが、サイト名からも分かる通りでスポーツベットに力を入れていることが分かります。実際に遊んでみると他サイトと比較して高めのオッズが付与されていますし、さらにベット対象によっては購入時にオッズを引き上げることが可能な独自機能を利用することができるので、予想的中時のリターン額をアップさせることができます。
次にステーク(Stake)について確認していきます。2021年に日本市場に参入したブックメーカーサイトになるのですが、このサイトは仮想通貨決済に特化していることで知られています。ビットコインやイーサリアムをはじめとし、その他複数のアルトコインが利用可能です。もし、仮想通貨を所有していなくても法定通貨を利用して決済を行うこともできます。通貨毎に残高が表示できるので、複数通貨で入金しても視覚的に残高管理が行えます。
最後はワンバイベット(1xBET)を紹介します。2007年に創業した東欧圏最大規模ともいわれるブックメーカーサイトなのですが、サイトをのぞいてみると競馬カテゴリをはじめとする様々なカテゴリのスポーツやリーグに対して、1日当たり1,000を超えるイベントがベット対象になります。ベットしたいと思ったときに何かしらの試合がベット対象になっているからうれしいですね。
最高のボーナス
ここまでに触れたとおりですが、競馬(競走馬)カテゴリを取り扱うブックメーカーサイトからオッズが発表される可能性があります。今回のレースのオッズを取り扱う予定のブックメーカーサイトはとてつもなく多く存在しているのですが、遊ぶサイトを決めるならオッズ比較をするのが正解です!
これに加えて各サイトで提供されるウェルカムボーナスについて確認することで、だんだんとどのブックメーカーサイトで遊べばいいか判断できるようになるでしょう。ちなみにボーナスとは、そのブックメーカーから条件付きでもらえる追加資金のことを言います。
今回紹介した3つのブックメーカーサイトについて、ウェルカムボーナスの有無をまとめてみました。遊ぶときの参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は各ブックメーカーサイトで新規登録を行った場合にもらえるウェルカムボーナスについてまとめたものです。
まず、ワンバイベットの「入金額の120%」とは、新規登録後の初回入金において入金額の最大120%がボーナスとして受け取れる仕組みのことです。入金額によって100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わってくるので、あらかじめ希望する入金額でいくらのボーナスがもらえるようになるのかを確認しておきましょう。
一方で、今回紹介したスポーツベットアイオーとステークからは、ウェルカムボーナスの提供が無いことが分かります。ただし、これらのサイトではボーナスをまったく提供していないというわけではなく、すでにサイトに登録を済ませたプレイヤー向けのボーナスやプロモーションはしっかりと提供されています。登録したときだけでなく、長く遊ぶプレイヤーが恩恵を受けられることを重視しているみたいですね。
またウェルカムボーナスを含む各種ボーナスをもらう場合は、各サイトで該当のボーナスについての禁止事項や出金条件(賭け条件)を定めたルールブックのようなものである、「ボーナス利用規約」を確認しておきましょう!
まとめ
この記事では、日本・京都競馬場(京都)で開催される「第171回 天皇賞・春」のイベントスケジュールや使用されるコースの特徴について見てきました。また出走が期待される注目の競走馬には、今回のレースのオッズが発表され次第ベットできます!
今回のレースでは4歳以上の競走馬であることが出走条件となっており、芝3200メートルの馬場を走ります。芝のコースを1周半するのですが、途中には高低差4.3メートルの淀の坂を2回も通ることになるため、スピードだけでなくスタミナや脚力の強い馬が勝利に近づく展開が予想できます。
天皇賞・春(G1)は、今回おすすめで紹介したような競馬(競走馬)カテゴリでベットすることができます。各サイトのアカウント作成はとても簡単なので、スポーツベットで遊び始めるのであれば、まずは登録してみてくださいね!
天皇賞・春(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.第171回 天皇賞・春は、2025年5月4日(日)に日本・京都競馬場(京都市伏見区)で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.へデントール、サンライズアース、ビザンチンドリームなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝馬場で3200メートルクラスのレースを走破する4歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝3200メートルで、コースを右回りに1周半走ります。京都競馬場の特徴の1つである高低差4.3メートルの「淀の坂」を2回も通ることになるのでスピードやスタミナが要求されるコースになっています。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.天皇賞・春の出走枠は開催年ごとに多少異なりますが、14~18頭立てで開催されます。前回の2024年開催時は18頭立て(うち1頭は出走中止、1頭は出走取消)でレースが行われました。