イベント・レース詳細
ヴィクトリアマイル(Victoria Mile)は2006年に創設された、中央競馬における春の4歳以上の牝馬マイル重賞競走となっています。競走馬生産の原点ともいえる牝馬は、早期引退させ生産界に戻すべきという風潮がありました。その一方で、他の牝馬重賞レース創設や競馬番組の充実など、競走馬として長く活躍する牝馬も増えていましたが、それらの牝馬からも優秀な産駒が誕生することが分かり考え方が変わってきたという流れがあります。
このレースで1着~3着となった競走馬には、2017年からジャック・ル・マロワ賞(G1)、2021年からムーラン・ド・ロンシャン賞への優先出走権が与えられるようになりました。また、これとは別に2020年からブリーダーズカップ・チャレンジの対象競走に指定されたことで、優勝馬にはブリーダーズカップ・フィリー&メアターフへの優先出走権と出走登録料・輸送費用の一部負担の特権が付与されるようになっています。
外国調教馬やレーティング順位の上位5頭は優先出走権を持っていますが、JRA所属馬は阪神牝馬ステークス(G2)・福島牝馬ステークス(G3)で1着、地方所属馬は先述したレースに2着以内に入ることで優先出走権が得られます。その他にも、高松宮記念(G1)・大阪杯(G1)で2着以内になると今回のレースか安田記念(G1)への優先出走権が獲得可能となるのが特徴です。
今回開催が決定している、第19回 ヴィクトリアマイルの開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | 第19回 ヴィクトリアマイル |
開催日 | 2024年5月12日(日) |
会場 | 日本・東京競馬場(東京) |
コース | 芝1600メートル |
レースで使用される東京競馬場は、1907年に開設された目黒競馬場が前身となっています。当時の目黒競馬場が借地料の増加や立地の関係から施設拡張が難しいなど、様々な問題を抱えていたことから移転が決定しました。1933年に現在の場所で開場されるのに合わせて改称し、東京競馬場という名称で呼ばれるようになりました。1周2083.1メートル・幅員最大41メートルを誇る芝の本馬場と、日本一のスケールを誇るダートコースが本馬場の内側に用意されています。
今回のレースは向こう正面の第2コーナー付近からスタートし、そのまま周回コースをゴールまで左回りに走りきる流れです。最初のコーナーまで距離があるので、枠による有利不利はあまりありません。スタート直後250メートル地点まで緩やかな下りとなりますが、コーナー突入前に上り、コーナーで再度下りに入るなど息が抜けない場面が続きます。マイル戦なのでスピードが必要となりますが、競走馬には中距離戦と同等のスタミナと底力が要求されます。
ヴィクトリアマイルの出走枠は開催年により多少変動するものの、基本的にはフルゲート18頭立てで開催されるレースとなっています。今回の第19回 ヴィクトリアマイルの出走馬はまだ正式に決定していませんが、現在までに出ているニュース記事等を参考に注目の競走馬をまとめたので参考にしてみてください!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
マスクトディーヴァ(Masked Diva) | 2024年直近の成績は東京新聞杯(G3)を6着とした後、阪神牝馬ステークス(G2)を制覇しています。前走の制覇で優先出走権を獲得。G1レースはまだ昨年の秋華賞(G1)の出走経験しかありませんが、牝馬三冠となったリバティアイランドに迫る2着となっていました。今回のレースでG1レース初制覇を果たせるかが見どころです。 |
スタニングローズ(Stunning Rose) | 2024年直近の成績はヴィクトリアマイル(G1)を12着、大阪杯(G1)を8着という結果となりました。直近では調子が振るわないように見えますが、2022年の秋華賞(G1)を制覇した実力はあることから、今回のヴィクトリアマイルではその経験を活かした走りを見せてくれるでしょう。なお、現在は休養のため放牧されています。 |
モリアーナ(Moryana) | 2024年直近の成績はアメリカジョッキークラブカップ(G2)を4着、阪神牝馬ステークス(G2)を3着で終える結果となっています。調教師曰く、前走はスローで流れが合わず順位を落とす結果になってしまいました。今回のレースは前走と同じマイル戦となるので、それに向けて調整を進めてほしいところですね。 |
前回レースの結果
前回2023年5月14日(日)に開催された第18回 ヴィクトリアマイルは、4番人気のソングラインが制覇することになりました。ソングラインは当日スコールに見舞われたことで荒れた芝を走ることになりましたが、直線で内から追い込みゴール寸前で追い抜き勝利をものにしました。
2着はアタマ差で3番人気のソダシ、そこからさらに3/4馬身差をつけて1番人気のスターズオンアースが3着に入りました。ソングラインは前走の1351ターフスプリント(G2)では10着と敗れていましたが、今回のレースで2022年の安田記念(G1)以来のG1レース優勝となりました。
おすすめのブックメーカー
今回開催予定の第19回 ヴィクトリアマイルは、競馬(競走馬)カテゴリを提供する各ブックメーカーサイトでオッズが発表されるとベットできるようになります。このオッズというのは、予想が的中したときの払戻額を計算する払い戻し率として利用されます。
競馬で予想できる主なオッズとしては、1着の競走馬予想(単勝)や3着以内の競走馬予想(複勝)が提供されることが多いですね。ベット対象のレースでは出走する各競走馬にオッズが付けられており、その中でも人気が高い競走馬になるほど低いオッズがつけられていきます。
また、その反対でレース上位に絡むまでもなく弱いなど、人気が無い競走馬になるとオッズが高くなっていくのが特徴ですね。このオッズが高くなるほど払戻額もアップしていくのですが、勝てる見込みがないことから予想が的中しにくいですね。そういった意味で高いリスクが伴っているということを覚えておいてください。
それでは、ここで各ブックメーカーのオッズを見ていきましょう!
2016年設立のスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、スポーツベットに特に力を入れているブックメーカーサイトで、他のサイトと比べて高いオッズが設定されることが1つの特徴です。それは初めにサイトでオッズをチェックしてから、他のサイトの利用を考えたほうが良いといえるほどです。また、ベットする際にオッズを引き上げられる独自機能を利用できるので、これをもってリターン額アップにつなげることが可能です。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)では、仮想通貨での資金の入金・出金に特化したブックメーカーサイトの1つです。仮想通貨だけでなく法定通貨まで複数種類の通貨を1つのアカウントで管理できるのが特徴となっています。また、野球・サッカー・卓球など、日本でも馴染みのあるスポーツの試合がベット対象になっていているので、スポーツベットをより楽しむことができます。
2007年に創業したワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして有名です。このサイトも他のサイトと同じく競馬カテゴリが提供されているのが特徴で、その他にもサッカーや野球といった日本でも人気のあるスポーツがベット対象になります。すべてスポーツカテゴリにおいて、1日1,000を超えるスポーツイベントを対象にオッズが設定されているので、年中スポーツベットを楽しむことが可能です。
最高のボーナス
各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表され次第、ベットできるようになります。今回のヴィクトリアマイルにベットするブックメーカーサイトを探すのであれば、まずはリターン額にかかわるオッズの比較をしてみましょう。
次にそのブックメーカーサイトにおいて、ウェルカムボーナスが提供されているかどうかをチェックすれば、新規に始める際によりお得な条件で始めることも可能となっています。ちなみにボーナスというのは、そのブックメーカーから条件付きでもらえる追加資金のことです。
今回紹介した3つのおすすめブックメーカーサイトのウェルカムボーナスの有無をまとめたので、遊ぶときの参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の100% | 15,000円まで |
ここでは各ブックメーカーサイトで新規登録を行った場合にもらえる、ウェルカムボーナスだけをまとめています。
ワンバイベットにある「入金額の100%」は、文字通り入金額の100%をボーナスとしてもらえる仕組みです。例えば$100入金すると、$100がボーナスとしてもらえるということです。
一方でスポーツベットアイオーやステークではウェルカムボーナスが提供されていませんが、それ以外の既存のプレイヤー向けのボーナスは定期的に提供されています。これらのサイトでは、新規登録時のみに限らず遊べば遊ぶほどキャンペーンや特典などの恩恵が受けられるような工夫がされています!
もしボーナスを利用する場合は、利用するそれぞれのボーナスで禁止事項や出金条件(賭け条件)が定められているので、しっかりと「ボーナス利用規約」を読んでおくことをおすすめします!
まとめ
この記事では、日本・東京競馬場(東京)で開催される「第19回 ヴィクトリアマイル」のレース日程や使用コースの詳細情報を確認してきました。出走予定となっている競走馬の情報も見てきたのですが、今回のオッズが各ブックメーカーサイトで発表され次第ベットできます!
今回のレースでは4歳以上の牝馬である競走馬が出走条件となっており、芝1600メートルの馬場を走ります。スタートから最初のコーナーまで距離があることから枠の有利不利は出ませんが、最初のコーナー突入前の上りからコーナーで再度下りに入るなど息が抜けない場面が続きます。マイル戦なのでスピードはもちろん、中距離戦と同等のスタミナと底力が要求されるでしょう。
ヴィクトリアマイル(G1)は、今回記事で紹介したおすすめ各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからベット可能になる予定です。アカウント登録さえ行えばいつでもベットすることができるようになるので、まずは準備から始めてみるのも良いかもしれませんね。
ヴィクトリアマイル(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.第19回 ヴィクトリアマイルは、2024年5月12日(日)に日本・東京競馬場(東京都)で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.マスクトディーヴァ、スタニングローズ、モリアーナなどの競走馬が挙げられますが、その他にも芝1600メートルクラスの馬場が得意な4歳以上の牝馬である競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.芝1600メートルで、コースを左回りに走ります。スタートから最初のコーナーまでの距離があることから枠の有利不利は出にくいですが、コーナーに差し掛かるタイミングで上下の勾配があることからスピードが必要となる一方で、中距離戦と同等のスタミナと底力が要求されます。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.第19回 ヴィクトリアマイルの出走枠は開催年により多少変動しますが、フルゲート18頭立てでレースが行われる予定です。