イベント・レース詳細
ホイットニーステークス(Whitney Stakes)は1928年に創設された競馬レースで、レース名は20世紀初頭にアメリカ競馬への貢献度が大きかったホイットニー家にちなんで名づけられました。1943年から1945年にかけての第二次世界大戦時など、サラトガ競馬場が利用できない際はベルモントパーク競馬場で代替開催されています。
サラトガ競馬場で開催されるアメリカ競馬の夏シーズンにおける重要な中距離競争という位置づけとなっていて、東海外を拠点とする有力な競走馬が出走する傾向があります。1973年にグレード制が導入された際はG2に格付けされていましたが、1981年にG1への昇格を果たしています。
2007年からはブリーダーズカップチャレンジを構成するレースの1つとなったため、このホイットニーステークスで優勝した競走馬がブリーダーズカップクラシック(G1)に自動登録されるようになっています。元々3歳以上であった出走条件が1957年に4歳以上、1970年に3歳以上の条件に戻りましたが、2020年以降新型コロナウイルスの影響でサラトガ競馬場が閉鎖された影響から再度4歳以上の条件で開催されています。
今回開催が決定している、ホイットニーステークス 2024の開催日やコースについての詳細は以下の通りです。
イベント・レース名 | ホイットニーステークス 2024 |
開催日 | 2024年8月3日(土) |
会場 | アメリカ・サラトガ競馬場 |
コース | ダート9ハロン(約1811メートル) |
レースで使用されるサラトガ競馬場は、世界的な避暑地として有名な高級リゾート地として知られるニューヨーク州・サラトガスプリングスへ1863年に開設されました。アメリカ東海岸における夏場の主要競走が開催される場となっており、アメリカ各地から避暑を目的に現地を訪れる観客もいます。有力な競走馬が優勝を逃すレースが多かったことから、本命馬たちの墓場という呼び名がつけられました。
コースは楕円形で左回りに走ります。外周にはメインの1周約1810メートル・直線約348メートルのダートコースがあるのが特徴です。さらにその内側には、1周約1639メートルの芝コース、そして最内には障害レースでも使用される1周約1500メートルの芝コースが提供されています。
今回のレースはメインのダートコースを用いて行われ、第4コーナーから直線に入った位置からスタートし、周回コースを1周する流れです。最初のコーナーまでは距離があることから枠順に関係なく位置取りは行いやすいですが、全体的に速いペースでレースが進行するので、スピード・スタミナ・脚力と3拍子そろった競走馬に軍配が上がる傾向にあります。
ホイットニーステークスの出走馬は開催年により変動するのですが、2023年開催時は6頭立て(うち1頭は出走取消)で行われました。今回のホイットニーステークス 2024に出走予定の競走馬の情報について、ニュース記事などを参考にまとめてみました!
注目の競走馬 | 注目ポイント |
ナショナルトレジャー(National Treasure) | 2024年直近の成績はサウジカップ(G1)を4着としたあと、メトロポリタンハンデキャップ(G1)を制覇する結果を残しました。サウジアラビア遠征から帰国しての初戦でG1レース制覇を果たしています。過去ダート8ハロン~9ハロンのレースで強さを見せていることから、今回のホイットニーステークスでの活躍も期待できそうです。 |
クルーピ(Crupi) | 2024年直近の成績はドバイワールドカップ(G1)を10着としたあと、サバーバンステークス(G2)を制覇しています。前々走はアラブ首長国連邦への遠征で10着に沈みましたが、前走では遠征からの帰国後から間をあけてからのレース出走で好調さを見せつけてくれました。今回のレースでは、前走よりやや距離を落とす形になります。 |
ブライトフューチャー(Bright Future) | 2024年直近の成績はブリーダーズカップクラシック(G1)を6着としたあと、サルヴァトールマイルステークス(G1)を制覇しています。今回のレースがブリーダーズカップチャレンジを構成するレースの1つになっていることから、前々走のブリーダーズカップクラシック(G1)へのリベンジを果たそうとしているのが分かります。 |
前回レースの結果
前回2023年8月5日(土)に開催されたホイットニーステークス 2023では、4番人気のホワイトアバリオが制しています。ホワイトアバリオは2番手から先行する競走馬を追走していたのですが、第3コーナーで先頭に並んだあとは直線で後続を一気に突き放すことで大勝利を収めています。
2着は6馬身1/4差で2番人気のセンダン、そこからさらに3馬身3/4差をつけて2番人気のコディーズウィッシュが3着に入りました。ホワイトアバリオは2022年4月に開催されたフロリダダービー(G1)以来となるG1レース勝利で、G1レースの通算勝利数を2に伸ばしています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているホイットニーステークス 2024は、ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリからオッズが公開される予定になっています。レースに出走するすべての競走馬にオッズが設定されるのですが、このオッズというのは払い戻し率のことを意味しています。予想が的中した場合にオッズの値をベット額と掛け合わせることで、リターン額の計算が行えます。
競馬カテゴリのオッズの種類でよくあるのは、1着になる馬を予想する単勝や3着以内に入る馬を予想する複勝があります。設定されるオッズの値はブックメーカーごとに違う場合があるので、ベットしようと思った競走馬のオッズを各サイトで確認するのは良い考えだと思います。なおオッズの値というのは、優勝候補など有力な競走馬になるほど数値が低くなる傾向があります。
またこれと逆を想像するとイメージしやすいですが、上位に絡む要素がない競走馬になってくると、オッズが高くなっていきます。どのようなオッズの値が設定されたとしても、レースを走る競走馬であればベットすることが可能です。ただしオッズが高い競走馬になるほど、ベット額のみを失ってしまうリスクが高くなってしまうことをアタマの片隅に入れておくようにしましょう。
それではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきます!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)はサイト名からも想像がつく通りですが、スポーツベットに特に力を入れているブックメーカーサイトです。ベット対象となるレースのオッズが他のサイトよりも高く設定されることや、ベット時にオッズの引き上げが可能な独自機能の利用もできるようになっていることから、リターン額アップを狙いたいのであればここを選択して間違いないと言えるでしょう。
2021年に日本市場に参入したステーク(Stake)は、決済方法としてビットコインをはじめとする複数種類の仮想通貨を採用しています。もちろん法定通貨での決済も利用することができるのですが、複数の通貨で入金したとしても通貨はアカウントのウォレットで通貨毎に残高表示ができるようになっているので、使い勝手の良さが際立ちますね。今回のレースは競馬カテゴリからオッズが発表される予定となっていて、そこでオッズを確認できます。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとしてプレイヤーから評価を受けることがあります。1日に1,000を超えるスポーツイベントに対するオッズが公開されることからも、その規模は一目瞭然といえるでしょう。あまりにもオッズが多いので、好きなときにいつでもベットすることができるようになっています。なお、今回のレースは競馬カテゴリからベットできる予定です。
最高のボーナス
ここまで触れてきた通りですが、各ブックメーカーサイトの競馬(競走馬)カテゴリでオッズが発表されることで、ベットすることができるようになる予定です。このようなブックメーカーサイトはとても多いのですが、オッズの高いサイトでベットすることがリターン目的なら欠かせません。
さらに、新規登録であれば、初回登録の方のみ利用できるウェルカムボーナスについて調べてみると、お得に始められるチャンスがあるかもしれません。ちなみにここでいうボーナスとは、各ブックメーカーサイトから条件付きでもらえる追加資金といえば、きっとイメージしやすくなるかもしれません。
ここで今回紹介したおすすめブックメーカーにおける、ウェルカムボーナスの提供についてまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
スポーツベットアイオー | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ステーク | VIPリワーズ有り | ボーナス金額はVIPレベルによる |
ワンバイベット | 入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、各サイトのウェルカムボーナスをまとめたものです。それ以外の既存プレイヤー向けに提供されているボーナスは、各サイトのプロモーションページを確認するようにしてください。
ワンバイベットの「入金額の120%」は、新規登録後の初回入金に限り入金額の最大120%がボーナスとしてもらえる仕組みです。このボーナスは入金額次第にはなりますが、100%~120%と割合が変動します。そのため、予定している入金額でいくらボーナスがもらえるかという点は事前にしっかり確認しておきましょう。
なお、スポーツベットアイオーやステークには、ウェルカムボーナスの提供がありません。しかし、既存プレイヤー向けのキャンペーンは定期的に開催されるので、登録後にボーナスを利用する場合はプロモーションページをチェックしてみましょう。
もし何らかのボーナスを利用するなら、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が規定されている「ボーナス利用規約」を読めば、ボーナス没収や最小ベット額といったボーナス関連の規約について把握することができます。
まとめ
この記事ではアメリカ・サラトガ競馬場で開催される「ホイットニーステークス 2024」のイベントスケジュールやコースレイアウトのようなレースに関する情報や、出走予定とされている注目の競走馬についても紹介してきました。さらにレースをベット対象にする予定のおすすめブックメーカーや各サイトでのウェルカムボーナス提供有無についても見ることができましたね。
今回のレースでは4歳以上の競走馬が出走条件となっており、ダート9ハロン(約1811メートル)の馬場を走ります。最初のコーナーまでは距離があるために枠順に左右されず位置取りできるのですが、全体的に速いペースでレースが進行するので、スピード・スタミナ・脚力のどれもが欠かせませんね。
ホイットニーステークス(G1)は、今回紹介したおすすめブックメーカーサイトからオッズが発表されることでベットできるようになります。まずはいずれかのサイトでアカウントを登録し、競走馬に対するオッズが発表されたらすぐにベットできるようにしておくことをおすすめします!
ホイットニーステークス(G1)FAQ
Q.レースの開催予定日は?
A.ホイットニーステークス 2024は、2024年8月3日(土)にアメリカ・サラトガ競馬場で開催される予定です。
Q.注目の競走馬はどれ?
A.ナショナルトレジャー、クルーピ、ブライトフューチャーなどの競走馬が挙げられますが、その他にもダート馬場で9ハロン(約1811メートル)クラスの距離を得意とする4歳以上の競走馬も候補に入るでしょう。
Q.レースはどのようなコースで行われる?
A.ダート9ハロン(約1811メートル)で、左回りにコースを走ります。最初のコーナーまでは距離があることから枠順に関係なく位置取りは行いやすいですが、全体的に速いペースでレースが進行するので、スピード・スタミナ・脚力と3拍子が要求されるコースになります。
Q.何頭立てでのレースになりますか?
A.ホイットニーステークスの出走枠は開催年ごとに変動しますが、前回の2023年開催時は6頭立て(うち1頭は出走取消)でレースが行われました。