大会スケジュール
今回のUFC 311は、いわゆるナンバーシリーズとして開催されます。UFCのナンバーシリーズでは、メインカードに目玉の対戦カードが組まれることが恒例となっており、今回の場合はライト級タイトルマッチとバンタム級タイトルマッチが同時開催されることが決定しています。
まずは大会のスケジュールについて確認していきましょう。
大会名 | UFC 311 ~マカチェフ 対 ツァルキャン2~ |
開催日 | 2025年1月19日(日) |
会場 | インテュイットドーム(アメリカ・イングルウッド) |
対戦カード
ナンバーシリーズの大会では、メインカードとその前座として開催されるプレリム / アーリープレリムの3つに分かれています。この項目では、各区分で組まれた対戦カードの選手の戦績や試合での注目ポイントをまとめたので、ベットする際の判断材料にしてみてください。
それでは、各対戦カードの選手データと注目ポイントについて確認していきましょう。
メインカード
イスラム・ マカチェフ VS アルマン・ ツァルキャン
イスラム・ マカチェフ | 選手名 | アルマン・ ツァルキャン |
26勝1敗0分 | 戦績 | 22勝3敗0分 |
5(19%) | KO / TKO勝利 | 9(41%) |
12(46%) | サブミッション勝利 | 5(23%) |
9(35%) | 判定勝利 | 8(36%) |
ライト級タイトルマッチとして開催される1戦です。2024年6月に3度目の防衛に成功したマカチェフに同級1位のツァルキャンが挑む構図。前回の防衛時もダースチョークでサブミッション勝利となっているため、寝技に持ち込めるかどうかが勝敗のカギとなりそうです。
メラブ・ ドバリシビリ VS ウマル・ ヌルマゴメドフ
メラブ・ ドバリシビリ | 選手名 | ウマル・ ヌルマゴメドフ |
18勝4敗0分 | 戦績 | 18勝0敗0分 |
3(17%) | KO / TKO勝利 | 2(11%) |
1(6%) | サブミッション勝利 | 7(39%) |
14(78%) | 判定勝利 | 9(50%) |
バンタム級タイトルマッチの1戦。2024年9月のUFC 306で新チャンピオンの座についたドバリシビリと同級2位のヌルマゴメドフが激突します。判定勝利での勝率が高いドバリシビリに対し、現在無敗のヌルマゴメドフがどのように挑むか注目が集まっているところです。
イジー・プロハースカ VS ジャマール・ヒル
イジー・プロハースカ | 選手名 | ジャマール・ヒル |
30勝5敗1分 | 戦績 | 12勝2敗0分 |
26(87%) | KO / TKO勝利 | 7(58%) |
3(10%) | サブミッション勝利 | 0(0%) |
1(3%) | 判定勝利 | 5(42%) |
ライトヘビー級マッチとして行われる1戦。2024年6月にKO / TKO勝利したプロハースカと2024年4月に同じくKO / TKO勝利しているヒルが戦います。お互いにKO / TKO勝率が高いことから、本番ではどちらがダウンするか壮絶な打ち合いが行われることが期待できます。
ベニール・ ダリウシュ VS ヘナート・ モイカノ
ベニール・ ダリウシュ | 選手名 | ヘナート・ モイカノ |
22勝6敗1分 | 戦績 | 20勝5敗1分 |
5(23%) | KO / TKO勝利 | 2(10%) |
8(36%) | サブミッション勝利 | 10(50%) |
9(41%) | 判定勝利 | 8(40%) |
ライト級マッチの1戦。2023年12月にKO / TKO負けして以来のダリウシュと2024年9月にドクターストップによるTKOで勝利したモイカノとの対戦です。テイクダウンディフェンス率がお互い高いため、スタンディングでの打ち合いが基本になってくるものとみられます。
ケビン・ ホランド VS ライニアー・ デ・リダー
ケビン・ ホランド | 選手名 | ライニアー・ デ・リダー |
26勝12敗0分 | 戦績 | 18勝2敗0分 |
14(54%) | KO / TKO勝利 | 4(22%) |
8(31%) | サブミッション勝利 | 12(67%) |
4(15%) | 判定勝利 | 2(11%) |
ミドル級マッチの1戦。2024年10月にKO / TKOで負けて以来のホランドと2024年11月にサブミッション勝利を収めたリダーが戦います。KO / TKO勝率の高いホランドとサブミッション勝率の高いリダーのどちらが得意の流れに持ち込めるかが勝敗につながりそうです。
プレリム
ジョニー・ ウォルケル VS ボグダン・ グスコフ
ジョニー・ ウォルケル | 選手名 | ボグダン・ グスコフ |
21勝9敗0分 | 戦績 | 16勝3敗0分 |
16(76%) | KO / TKO勝利 | 14(88%) |
3(14%) | サブミッション勝利 | 2(13%) |
2(10%) | 判定勝利 | 0(0%) |
ライトヘビー級マッチでの開催。2024年6月にKO / TKO負けして以来のウォルケルと2024年4月にKO / TKO勝利して以来のグスコフがぶつかります。頭部・脚部への有効打撃が多いウォルケルに対し、頭部・ボディへの有効打撃が多いグスコフの打ち合いが見どころです。
ペイトン・ タルボット VS ハオニ・ バルセロシュ
ペイトン・ タルボット | 選手名 | ハオニ・ バルセロシュ |
9勝0敗0分 | 戦績 | 18勝5敗0分 |
7(78%) | KO / TKO勝利 | 8(44%) |
1(11%) | サブミッション勝利 | 2(11%) |
1(11%) | 判定勝利 | 8(44%) |
バンタム級マッチの1戦。2024年6月のKO / TKO勝利以来のタルボットと2024年2月のサブミッション勝利以来のバルセロシュの対戦です。無敗でKO / TKO勝率が圧倒的に高いタルボットにKO / TKO・判定勝率の高いバルセロシュがどう試合を組み立てるかに注目です。
ジャイルトン・ アウメイダ VS セルゲイ・ スピバック
ジャイルトン・ アウメイダ | 選手名 | セルゲイ・ スピバック |
21勝3敗0分 | 戦績 | 17勝4敗0分 |
7(33%) | KO / TKO勝利 | 7(41%) |
9(43%) | サブミッション勝利 | 8(47%) |
5(24%) | 判定勝利 | 2(12%) |
ヘビー級マッチとして開催予定。2024年6月にサブミッション勝利して以来のアウメイダと2024年8月にサブミッション勝利して以来のスピバックが戦います。主にグラウンドの有効打が多いアウメイダに対しスタンディングでの有効打が多いスピバックが立ち向かいます。
ザカリー・リース VS セドリケス・ ドゥマス
ザカリー・リース | 選手名 | セドリケス・ ドゥマス |
8勝1敗0分 | 戦績 | 10勝2敗0分 |
5(63%) | KO / TKO勝利 | 4(40%) |
2(25%) | サブミッション勝利 | 2(20%) |
1(13%) | 判定勝利 | 4(40%) |
ミドル級マッチの1戦。2024年8月の判定勝利以来となるリースと同じく2024年8月の判定勝利以来のドゥマスが激突。頭部を中心に打撃を組み立てるリースと脚部にダメージを入れながら流れを作るドゥマスとのスタンディングでの打ち合いが見どころになりそうですね。
アーリープレリム
グラント・ ドーソン VS ジエゴ・ フェヘイラ
グラント・ ドーソン | 選手名 | ジエゴ・ フェヘイラ |
22勝2敗1分 | 戦績 | 19勝5敗0分 |
5(23%) | KO / TKO勝利 | 5(26%) |
13(59%) | サブミッション勝利 | 7(37%) |
4(18%) | 判定勝利 | 7(37%) |
ライト級マッチとして開催。2024年10月にKO / TKO勝利を収めて以来のドーソンと2024年5月にKO / TKO勝利となって以来のフェヘイラが戦います。サブミッション勝率が高いドーソンですが、スタンディングの有効打数が多いフェヘイラが有利になるとみられています。
カロル・ ホザ VS アイリーン・ ペレス
カロル・ ホザ | 選手名 | アイリーン・ ペレス |
18勝6敗0分 | 戦績 | 11勝2敗0分 |
4(22%) | KO / TKO勝利 | 4(36%) |
2(11%) | サブミッション勝利 | 2(18%) |
12(67%) | 判定勝利 | 5(45%) |
女子バンタム級マッチとして開催。2024年8月に判定勝利して以来となるホザと2024年9月のサブミッション勝利以来のペレスの1戦。試合をフルに使い判定勝ちが多いホザに対し、平均テイクダウンが多いのでそこからペレスがサブミッション勝利できるかに注目です。
中村倫也 VS ムイン・ ガフロフ
中村倫也 | 選手名 | ムイン・ ガフロフ |
9勝0敗0分 | 戦績 | 18勝6敗0分 |
5(56%) | KO / TKO勝利 | 10(56%) |
1(11%) | サブミッション勝利 | 7(6%) |
3(33%) | 判定勝利 | 1(39%) |
バンタム級マッチとして開催されます。2024年2月に判定勝ちして以来の中村倫也と2024年6月の判定勝ち以来となるガフロフが激突します。スタンディングでの有効打率について中村倫也をガフロフが上回っていることから、ガフロフの方に分があるデータが出ています。
リッキー・ トゥルシオス VS ベナルド・ ソパイ
リッキー・ トゥルシオス | 選手名 | ベナルド・ ソパイ |
13勝4敗0分 | 戦績 | 11勝3敗0分 |
3(23%) | KO / TKO勝利 | 7(64%) |
1(8%) | サブミッション勝利 | 3(27%) |
9(69%) | 判定勝利 | 1(9%) |
バンタム級マッチの1戦です。2024年6月のサブミッション負け以来のトゥルシオスと2024年3月にKO / TKO負けして以来のソパイの試合となります。まだUFCではまだ1戦の経験しかないソパイと比べ、4戦の経験があるトゥルシオス有利のオッズが出ているところです。
タギル・ ウランベコフ VS クレイトン・ カーペンター
タギル・ ウランベコフ | 選手名 | クレイトン・ カーペンター |
15勝2敗0分 | 戦績 | 8勝0敗0分 |
1(7%) | KO / TKO勝利 | 2(25%) |
8(53%) | サブミッション勝利 | 4(50%) |
6(40%) | 判定勝利 | 2(25%) |
フライ級マッチとして開催。2023年12月にサブミッション勝利して以来のウランベコフと2024年10月にサブミッション勝利となって以来のカーペンターの対戦カードとなっています。現状では有効打ディフェンス率の高いカーペンターが有利であるとみられています。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているUFC 311は、総合格闘技(MMA)カテゴリを提供するブックメーカーサイトでオッズが発表されることでベットできるようになります。このオッズというのは払い戻し率のことを表していて、オッズの値と実際に行ったベット額を掛け合わせたものがリターン額として返却される仕組みです。
UFCでベット可能なオッズとしては、基本的にどちらかが勝利するかを予想する「勝者」が提供される場合が多いです。試合によっては、ハンデキャップやラウンド数の合計を当てるオッズが出ることもあるので、そのときは様々な予想をして賭けることができるようになります。
ここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、名前から想像つくと思いますが、スポーツベットに特化したブックメーカーサイトとして知られています。他のサイトと比べたときに同じベット対象でもオッズが高く設定されていることが多く、ベットする際に対象のオッズが引き上げられる独自機能を利用することができるなど、オッズの差異からリターン額をアップすることが可能になっています。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、仮想通貨決済に特化したブックメーカーサイトとして知名度を高めています。この仮想通貨決済は、ビットコインやイーサリアムといった多数の仮想通貨を利用することが可能です。もちろん仮想通貨以外に法定通貨を決済に利用することもできます。またウォレットでは通貨別に残高を表示することができるので、それぞれの通貨が今いくら残っているかを視覚的に確認できるのが特徴です。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとしてプレイヤーからの人気を集めています。このサイトで取り扱われるスポーツカテゴリは非常に豊富で、各スポーツカテゴリに対して1日に1,000を超えるオッズが公開されています。今回のレースはUFCカテゴリからオッズが公開される予定ですが、それ以外にも野球やサッカーなどにもベットすることが可能です。
最高のボーナス
各大会の試合はブックメーカーサイトの総合格闘技(MMA)カテゴリでオッズが発表される予定になっています。UFCにベットできるブックメーカーサイトは非常に多いので、ベットしたいサイトがなかなか見つからないのであれば、まずはここまでに紹介したおすすめサイトで遊び始めるのがおすすめです。
また、各サイトで新規登録するときは、ウェルカムボーナスが提供されている場合があります。もし、ウェルカムボーナスが利用できるのであれば、登録した最初からお得に遊び始めることができるでしょう。なおここでいうボーナスというのは、各ブックメーカーサイトで提供されている条件付きの追加資金をイメージしてください。
それでは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスを見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *ボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *ボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上の表は、各サイトのウェルカムボーナスの提供状況を、まとめたものです。これ以外に提供されるボーナスやキャンペーンについては、各サイトのプロモーションページをご覧ください。
ワンバイベットにある「入金額の120%」は、新規登録後の初回入金に限りますが入金額の最大120%をボーナスとして受け取れるのが特徴です。入金額次第で100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わってくるので、希望する入金額でボーナスがいくらもらえるかを確認しておくのがベターでしょう。
一方で、スポーツベットアイオーとステークでは、ウェルカムボーナスの提供が行われていません。しかし、注意したいのは新規登録時のボーナスが無いというだけで、既存登録者に対するボーナスは定期的に提供されています。登録したときだけでなく、遊べば遊ぶほどお得になっていくのが魅力的です。
もしボーナスを利用するのであれば、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)が明記された「ボーナス利用規約」を読んでおくことで、ボーナスの賭け条件未達成時の出金可否など、ボーナス関連の疑問やトラブルを最小限にとどめることができるようになってきます。
まとめ
この記事では、アメリカ・イングルウッドのインテュイットドームで開催される「UFC 311」の大会日程や各試合の見どころについてチェックしてきました。今大会のオッズは総合格闘技(MMA)カテゴリを提供するブックメーカーサイトでベットできるようになる予定です。
今回はUFCで活躍する日本人選手の1人である中村倫也の対戦カードが組まれています。日本人選手を応援する目的でベットするなら、この対戦カードが一番注目といっても過言ではないでしょう。
UFC 311は、今回記事で紹介したおすすめブックメーカーサイトであればどこでもベットできるので、遊びたいサイトのアカウント登録をまずは済ませておいて、あとはいつでもスポーツベットを始められる状態にしておくとスムーズにベットすることができますよ!
よくある質問
Q.大会の開催予定日は?
A.UFC 311は、2025年1月19日(日)にインテュイットドーム(アメリカ・イングルウッド)で開催される予定です。
Q.一番注目すべき対戦カードはどれ?
A.メインカードとその前座となるプレリム / アーリープレリムで構成されていますが、今回はアーリープレリムで組まれている「中村倫也 VS ムイン・ガフロフ」での日本人選手の活躍に注目です。
Q.PPVはありますか?
A.はい。UFC 311では現地観戦のほか、PPVチケットの購入も可能になっています。購入はUFC FIGHT PASSを通して行うことができるほか、U-NEXTでの視聴も可能です。
Q.今回の大会は何試合ありますか? A.UFC 311では、メインカード・プレリム・アーリープレリムを全部含めて14試合が行われる予定となっています。