大会スケジュール
今回のUFC 314は、UFCの大会としてはナンバーシリーズに分類されます。UFCのナンバーシリーズというのは、メインカードに目玉となる対戦カードが組まれることが多くなっており、今回はフェザー級タイトルマッチが開催される予定です。
まずは大会のスケジュールについて確認していきましょう。
大会名 | UFC 314 ~ボルカノフスキー 対 ロペス~ |
開催日 | 2025年4月13日(日) |
会場 | カセヤ・センター(アメリカ・マイアミ) |
対戦カード
UFCナンバーシリーズの大会では、メインカードに加えて前座の役割を持って開催されるプレリム / アーリープレリムを合わせた3部構成となっています。ここでは、メインカード・プレリム・アーリープレリムで組まれている対戦カードごとに選手の戦績データや試合の注目ポイントを確認するので、勝敗予想のベットを行う際の参考データとしてご覧ください。
それでは、各対戦カードの選手データと注目ポイントについて確認していきましょう。
メインカード
アレキサンダー・ボルカノフスキー VS ディエゴ・ロペス
アレキサンダー・ボルカノフスキー | 選手名 | ディエゴ・ロペス |
26勝4敗0分 | 戦績 | 26勝6敗0分 |
13(50%) | KO / TKO勝利 | 10(38%) |
3(12%) | サブミッション勝利 | 12(46%) |
10(38%) | 判定勝利 | 4(15%) |
フェザー級タイトルマッチとして開催予定です。2024年2月のKO / TKO負け以来で同級1位のボルカノフスキーと2024年9月の判定勝利以来となる同級3位のロペスがベルトをかけて戦います。圧倒的な手数の打撃で攻めるボルカノフスキーがやや有利とみて良いでしょう。
マイケル・チャンドラー VS パディ・ピンブレット
マイケル・チャンドラー | 選手名 | パディ・ピンブレット |
23勝9敗0分 | 戦績 | 22勝3敗0分 |
11(48%) | KO / TKO勝利 | 6(27%) |
7(30%) | サブミッション勝利 | 10(45%) |
5(22%) | 判定勝利 | 6(27%) |
ライト級マッチの1戦。2024年11月の判定負け以来の同級7位チャンドラーと2024年7月のサブミッション勝利以来となる同級12位のピンブレットの試合です。打撃精度はピンブレットが上回りますが、テイクダウンを取れるかどうかで試合の流れが変わってきそうですね。
ブライス・ミッチェル VS ジェアン・シウバ
ブライス・ミッチェル | 選手名 | ジェアン・シウバ |
17勝3敗0分 | 戦績 | 15勝2敗0分 |
1(6%) | KO / TKO勝利 | 12(80%) |
9(53%) | サブミッション勝利 | 2(13%) |
7(41%) | 判定勝利 | 1(7%) |
フェザー級マッチで行われます。2024年12月のKO / TKO勝利以来となる同級13位のミッチェルと2025年2月のKO / TKO勝利以来となるシウバが激突します。圧倒的なKO / TKO勝率を誇るシウバがスタンディングでの打ち合いを制することができれば勝利しそうですね。
ヤイール・ロドリゲス VS パトリシオ・ピットブル
ヤイール・ロドリゲス | 選手名 | パトリシオ・ピットブル |
16勝5敗0分 | 戦績 | 36勝7敗0分 |
6(38%) | KO / TKO勝利 | 12(33%) |
4(25%) | サブミッション勝利 | 12(33%) |
6(38%) | 判定勝利 | 12(33%) |
フェザー級マッチの1戦です。2024年2月のサブミッション負け以来で同級5位のロドリゲスとBellator MMAで活躍し今回がUFC初参戦となるBellatorフェザー級王者ピットブルがぶつかります。UFCフェザー級のランカーに、どこまで実力を発揮できるかが見どころですね。
ニキータ・クリロフ VS ドミニク・レイエス
ニキータ・クリロフ | 選手名 | ドミニク・レイエス |
30勝9敗0分 | 戦績 | 14勝4敗0分 |
12(40%) | KO / TKO勝利 | 9(64%) |
16(53%) | サブミッション勝利 | 2(14%) |
2(7%) | 判定勝利 | 3(21%) |
ライトヘビー級マッチで開催予定。2023年3月のサブミッション勝利以来で同級8位のクリロフと2024年12月のKO / TKO勝利以来で同級11位のレイエスの試合。どちらも平均試合時間が短いことから、判定に持ち込むよりも打ち合いを制する方向で試合が展開しそうです。
プレリム
ダン・イゲ VS ショーン・ウッドソン
ダン・イゲ | 選手名 | ショーン・ウッドソン |
18勝9敗0分 | 戦績 | 13勝1敗1分 |
6(33%) | KO / TKO勝利 | 4(31%) |
5(28%) | サブミッション勝利 | 1(8%) |
7(39%) | 判定勝利 | 8(62%) |
フェザー級マッチの1戦です。 2024年10月の判定負け以来で同級15位のイゲと2024年12月のKO / TKO勝利以来のウッドソンが戦います。まだ戦績を1敗にとどめているウッドソンがランカーであるイゲに対して一撃を決めるか最終ラウンドに持ち込むのかが見どころです。
ヤン・シャオナン VS ビルナ・ジャンジロバ
ヤン・シャオナン | 選手名 | ビルナ・ジャンジロバ |
19勝4敗0分 | 戦績 | 21勝3敗0分 |
8(42%) | KO / TKO勝利 | 1(5%) |
1(5%) | サブミッション勝利 | 14(67%) |
10(53%) | 判定勝利 | 6(28%) |
女子ストロー級マッチとして行われます。2024年11月の判定勝利以来で同級1位のヤンと2024年7月のサブミッション勝利以来で同級3位のジャンジロバが激突します。テイクダウンを取りきれば、ジャンジロバの関節技からサブミッション勝利が近づいてくるでしょう。
ジム・ミラー VS チェイス・フーパー
ジム・ミラー | 選手名 | チェイス・フーパー |
38勝18敗0分 | 戦績 | 15勝3敗1分 |
7(18%) | KO / TKO勝利 | 4(27%) |
21(55%) | サブミッション勝利 | 8(53%) |
10(26%) | 判定勝利 | 3(20%) |
ライト級マッチの1戦。2024年11月のサブミッション勝利以来のミラーと2024年12月のサブミッション勝利以来のフーパーが戦います。どちらもサブミッション勝率が高いことから、テイクダウンを先に取れるかという点が試合展開の重要なカギになってくるでしょう。
ダレン・エルキンス VS ジュリアン・イローサ
ダレン・エルキンス | 選手名 | ジュリアン・イローサ |
29勝11敗0分 | 戦績 | 30勝12敗0分 |
7(24%) | KO / TKO勝利 | 11(37%) |
8(28%) | サブミッション勝利 | 14(47%) |
14(48%) | 判定勝利 | 5(17%) |
フェザー級マッチで開催予定。2024年10月の判定勝利以来となるエルキンスと2024年7月のサブミッション勝利以来のイローサの試合です。試合が長引けばエルキンスの判定勝利、途中でテイクダウンを取れればイローサのサブミッション勝利が見えてきそうな印象です。
アーリープレリム
セドリケス・ドゥマス VS ミハル・オレクシェイチュク
セドリケス・ドゥマス | 選手名 | ミハル・オレクシェイチュク |
10勝2敗0分 | 戦績 | 19勝9敗0分 |
4(40%) | KO / TKO勝利 | 14(74%) |
2(20%) | サブミッション勝利 | 1(5%) |
4(40%) | 判定勝利 | 4(21%) |
ミドル級マッチで行われます。2024年8月の判定勝利以来のドゥマスと同じく2024年8月ですが判定負け以来となるオレクシェイチュクが激突。スタンディングでの打ち合いで決定的な一撃が決まらなければ、ドゥマスが判定勝利する可能性が高まってくると考えられます。
ス・ムダルジ VS ミッチ・ラポーゾ
ス・ムダルジ | 選手名 | ミッチ・ラポーゾ |
16勝7敗0分 | 戦績 | 9勝2敗0分 |
13(81%) | KO / TKO勝利 | 4(44%) |
1(6%) | サブミッション勝利 | 3(33%) |
2(13%) | 判定勝利 | 2(22%) |
フライ級マッチとして開催されます。2024年10月の判定負け以来となるムダルジと2024年6月の判定負け以来となるラポーゾの試合です。圧倒的なKO / TKO勝率を誇るため、スタンディングでの打ち合いの組み立てによってはムダルジ有利の状態で試合が進みそうですね。
トレーシアン・ゴア VS マフコ・トゥリオ
トレーシアン・ゴア | 選手名 | マフコ・トゥリオ |
6勝2敗0分 | 戦績 | 13勝1敗0分 |
2(33%) | KO / TKO勝利 | 9(69%) |
3(50%) | サブミッション勝利 | 1(8%) |
1(17%) | 判定勝利 | 3(23%) |
ミドル級マッチの1戦です。2024年11月のサブミッション勝利以来のゴアと2025年1月のKO / TKO勝利以来のトゥリオが戦います。どちらも打撃精度が50%を超えているため、KO / TKO勝率のデータの高さの差から考えるとトゥリオがやや有利であることがうかがえます。
ノハ・ コノル VS ヘイリー・カワン
ノハ・ コノル | 選手名 | ヘイリー・カワン |
8勝2敗0分 | 戦績 | 7勝3敗0分 |
6(75%) | KO / TKO勝利 | 2(29%) |
1(13%) | サブミッション勝利 | 2(29%) |
1(13%) | 判定勝利 | 3(43%) |
女子バンタム級マッチとして開催されます。2024年9月の判定負け以来で同級13位のコノルと2023年4月の判定負け以来となるカワンの試合です。打撃精度や1分あたりの有効打数の多さ、そしてKO / TKO勝率の高さからコノルの方が試合の流れを制しそうな感じですね。
おすすめのブックメーカー
今回開催が決定しているUFC 314は、総合格闘技(MMA)カテゴリのある各ブックメーカーサイトでオッズが発表され次第ベットできます。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことで、このオッズの値とその対象に実際に賭けたベット額を掛け合わせた額が予想的中時にプレイヤーにリターンされるようになっています。
UFCでベット可能なオッズとして主に提供されるのは、どちらの選手が勝利するかを予想する勝者であればどのサイトでも公開されています。ブックメーカーサイトによっては、試合に対してハンデキャップ付きで勝敗を予想するものや決着までの総ラウンド数を当てるオッズが表示されることもあるので、そうなると勝敗以外に予想できる方法が増えるので面白いですね。
ここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、スポーツベットに力を入れているブックメーカーサイトとなっています。サイト名からも一発でその点は察することができると思います。総合格闘技カテゴリで今回のオッズが提供予定となっており、提供されるオッズが他サイト比で高く設定されることが多くなっています。また対象となっている場合にオッズの引き上げを可能とする独自機能も利用でき、リターン額を高められます。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、決済方法として仮想通貨に特化しているブックメーカーサイトです。利用できる仮想通貨としてはビットコインやイーサリアムなどの主要通貨だけでなく、その他複数のアルトコインに対応しています。また、法定通貨を使って決済を行うことも可能です。アカウント内のウォレットでは通貨別に残高表示が可能なので、複数通貨で入金を行っても残高がいくらあるか視覚的に確認することができます。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして知られています。今回の大会のオッズは独立したUFCカテゴリが提供されています。その他にもサッカー・野球・テニス・ゴルフといったスポーツカテゴリも提供されており、そこでは1日に1,000を超えるオッズが公開されるので、いつでもベットを行いたいときに世界中で開催されている試合に対してベットを行うことができるようになっています。
最高のボーナス
UFC各大会の試合は、総合格闘技(MMA)カテゴリがある各ブックメーカーサイトでオッズが発表される予定です。UFCにベットできるブックメーカーサイトは数多く存在するのですが、どのサイトで遊んでよいか見当がつかなくなった場合はここまでに紹介したおすすめサイトで遊ぶようにするのも良いでしょう。
また、各サイトで新規登録するのであれば、まずはウェルカムボーナスが提供されているかを確認してみてください。もし、ウェルカムボーナスの利用条件を満たしているのであれば、登録直後からお得に遊び始められます。ちなみにここでいうボーナスとは、各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金をイメージすると理解が深まると思います。
それでは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスを見ていきましょう。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによる | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上記の表は、各サイトのウェルカムボーナスについてまとめたものです。ここにあるもの以外で提供されているボーナスやキャンペーンの情報については、各サイトにあるプロモーションページを確認するようにしてください。
はじめに、ワンバイベットのところに「入金額の120%」とありますが、これは新規登録時の初回入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みのことです。入金額によって100%~120%の間でもらえるボーナス額の割合が変わるため、あらかじめ予定している入金額でもらえるボーナスがいくらになるのかをチェックしておくようにしましょう。
その一方、スポーツベットアイオーとステークは、現時点ではウェルカムボーナスを提供していません。ただし、これは新規登録者向けのボーナスが無いというだけであり、実際には既存プレイヤー向けのボーナスは定期的に提供されています。これら2つのサイトは登録したときだけお得に遊べるのではなく、長く続けて遊ぶことで恩恵が受けられるようになっています。
もし何らかのボーナスを利用するなら、各ボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)がまとめられている「ボーナス利用規約」をよく読んでおきましょう。そうしておくと、賭け条件未達成時の出金可否など、ボーナス利用前後に発生する疑問やトラブルを最低限避けることにつながるのでおすすめです。
まとめ
この記事では、アメリカ・マイアミのカセヤ・センターで開催予定の「UFC 314」の大会スケジュールや各試合の見どころをチェックしました。今大会のオッズは各ブックメーカーサイトから提供される総合格闘技(MMA)カテゴリでベットが行えるようになるでしょう。
今回もメインや前座問わず多数の試合が開催されますが、メインカードで行われるフェザー級タイトルマッチ「アレキサンダー・ボルカノフスキー VS ディエゴ・ロペス」でどちらが新しい王者に輝くかに注目したいですね。
UFC 314は、今回記事で紹介してきたおすすめブックメーカーサイトでオッズが発表されるとベットできるようになります。まずは、遊びたいサイトを決め、オッズの発表までにアカウントの登録やベットするための資金の入金を済ませておくと準備完了です。あとはいつでも、スポーツベットを楽しむことができるでしょう。
よくある質問
Q.大会の開催予定日は?
A.UFC 314は、2025年4月13日(日)にカセヤ・センター(アメリカ・マイアミ)で開催される予定です。
Q.一番注目すべき対戦カードはどれ?
A.メインカードとその前座となるプレリム / アーリープレリムで構成されていますが、今回はメインカードで組まれているフェザー級タイトルマッチ「アレキサンダー・ボルカノフスキー VS ディエゴ・ロペス」の試合に注目です。
Q.PPVはありますか?
A.はい。UFC 314では現地観戦のほか、PPVチケットの購入も可能になっています。購入はUFC FIGHT PASS会員であれば誰でもできるようになっているほか、U-NEXTにページがある場合はそちらでの視聴も可能です。
Q.今回の大会は何試合ありますか? A.UFC 314では、メインカード・プレリム・アーリープレリムを全部含めて13試合が行われる予定となっています。