大会スケジュール
今回のUFC 316は、UFCの大会においてナンバーシリーズに分類されています。UFCのナンバーシリーズは、メインカードとして目玉となるビッグな対戦カードが組まれており、今回はバンタム級と女子バンタム級のダブルタイトルマッチが開催予定です。
まずは大会のスケジュールについて確認していきましょう。
大会名 | UFC 316 ~ドバリシビリ 対 オマリー 2~ |
開催日 | 2025年6月8日(日) |
会場 | プルーデンシャル・センター(アメリカ・ニューアーク) |
対戦カード
UFCナンバーシリーズを冠する大会では、メインカードとその前座にあたるプレリム / アーリープレリムを合わせた3部構成で行われます。ここではメインカード・プレリム・アーリープレリムで開催予定の各対戦カードについて、選手の戦績データと試合の注目ポイントをチェックするので、これを勝敗予想のベットを行う際の参考にしてください。
それでは、各対戦カードの選手データと注目ポイントについて確認していきましょう。
メインカード
メラブ・ドバリシビリ VS ショーン・オマリー
メラブ・ドバリシビリ | 選手名 | ショーン・オマリー |
19勝4敗0分 | 戦績 | 18勝2敗0分 |
3(16%) | KO / TKO勝利 | 12(67%) |
1(5%) | サブミッション勝利 | 1(6%) |
15(79%) | 判定勝利 | 5(28%) |
バンタム級タイトルマッチで行われます。同級チャンピオンで2025年1月の判定勝利以来のドバリシビリと同級1位で2024年9月の判定負け以来のオマリーとの試合です。前回ドバリシビリに負けた原因であるテイクダウンを対策できれば、オマリーの有利に傾くでしょう。
ジュリアナ・ペーニャ VS ケイラ・ハリソン
ジュリアナ・ペーニャ | 選手名 | ケイラ・ハリソン |
13勝5敗0分 | 戦績 | 18勝1敗0分 |
3(23%) | KO / TKO勝利 | 6(33%) |
6(46%) | サブミッション勝利 | 7(39%) |
4(31%) | 判定勝利 | 5(28%) |
女子バンタム級タイトルマッチの1戦。同級チャンピオンで2024年10月の判定勝利以来のペーニャと同級2位で2024年10月の判定勝利以来のハリソンが激突。双方のサブミッション勝率とテイクダウン精度のデータに着目した場合、チャンピオンのペーニャが優勢ですね。
ケルヴィン・ガステラム VS ジョー・パイファー
ケルヴィン・ガステラム | 選手名 | ジョー・パイファー |
20勝9敗0分 | 戦績 | 13勝3敗0分 |
6(30%) | KO / TKO勝利 | 9(69%) |
6(30%) | サブミッション勝利 | 3(23%) |
8(40%) | 判定勝利 | 1(8%) |
ミドル級マッチで行われる予定です。2024年6月の判定勝利以来となるガステラムと同じく2024年6月のKO / TKO勝利以来のパイファーとの1戦。打撃精度や1分あたりの有効打数、判定勝率から全ラウンド通して耐える可能性があるガステラムがやや有利と言えますね。
マリオ・バティスタ VS パッチー・ミックス
マリオ・バティスタ | 選手名 | パッチー・ミックス |
15勝2敗0分 | 戦績 | 20勝1敗0分 |
3(20%) | KO / TKO勝利 | 2(10%) |
6(40%) | サブミッション勝利 | 13(65%) |
6(40%) | 判定勝利 | 5(25%) |
バンタム級マッチとして開催。同級10位で2024年10月の判定勝利以来のバティスタと今回がUFC初参戦となるミックスの試合。スタンディングの打ち合いだけでなく、テイクダウンに持ち込み極め技を繰り出せればサブミッション勝率からミックス優勢と言えそうです。
ビセンテ・ルーケ VS ケビン・ホランド
ビセンテ・ルーケ | 選手名 | ケビン・ホランド |
23勝10敗1分 | 戦績 | 27勝13敗0分 |
11(48%) | KO / TKO勝利 | 14(52%) |
9(39%) | サブミッション勝利 | 8(30%) |
3(13%) | 判定勝利 | 5(19%) |
ウェルター級マッチで行われます。同級14位で2024年12月のサブミッション勝利以来のルーケと2025年3月の判定勝利以来のホランドの試合です。スタンディングでの打ち合いが基本となりますが、1分あたりの有効打数のデータからルーケが有利であると言えますね。
プレリム
ブルーノ・シウバ VS ジョシュア・ヴァン
ブルーノ・シウバ | 選手名 | ジョシュア・ヴァン |
14勝6敗2分 | 戦績 | 13勝2敗0分 |
6(43%) | KO / TKO勝利 | 6(46%) |
4(29%) | サブミッション勝利 | 2(15%) |
4(29%) | 判定勝利 | 5(38%) |
フライ級マッチとして開催。同級12位で2024年12月のKO / TKO負け以来のシウバと同級14位で2025年3月の判定勝利以来のヴァンの試合です。1分あたりの有効打数が圧倒的に相手を上回っており打撃精度も良いヴァンがスタンディングでの打ち合いで圧倒しそうですね。
ジョニー・ウォルケル VS アザマト・ムルザカノフ
ジョニー・ウォルケル | 選手名 | アザマト・ムルザカノフ |
21勝9敗0分 | 戦績 | 14勝0敗0分 |
16(76%) | KO / TKO勝利 | 10(71%) |
3(14%) | サブミッション勝利 | 1(7%) |
2(10%) | 判定勝利 | 3(21%) |
ライトヘビー級マッチの1戦。同級11位で2024年6月のKO / TKO負け以来のウォルケルと同級12位で2024年8月のKO / TKO勝利以来のムルザカノフがぶつかります。双方ともKO / TKO勝率が高いため、1分あたりの有効打数の多いムルザカノフがやや有利といえますね。
セルゲイ・スピバック VS ワルド・コルテス・アコスタ
セルゲイ・スピバック | 選手名 | ワルド・コルテス・アコスタ |
17勝5敗0分 | 戦績 | 13勝1敗0分 |
7(41%) | KO / TKO勝利 | 6(46%) |
8(47%) | サブミッション勝利 | 1(8%) |
2(12%) | 判定勝利 | 6(46%) |
ヘビー級マッチで行われます。同級7位で2025年1月のKO / TKO負け以来のスピバックと同級11位で2025年3月のKO / TKO勝利以来のコルテス・アコスタの試合です。双方の勝率データから試合が長期になるにつれて、段々とコルテス・アコスタ優勢に傾きそうですね。
ケイオス・ウィリアムス VS ウロシュ・メディチ
ケイオス・ウィリアムス | 選手名 | ウロシュ・メディチ |
15勝4敗0分 | 戦績 | 10勝3敗0分 |
7(47%) | KO / TKO勝利 | 8(80%) |
2(13%) | サブミッション勝利 | 2(20%) |
6(40%) | 判定勝利 | 0(0%) |
ウェルター級マッチの1戦。2025年2月のサブミッション負け以来のウィリアムスと2025年1月のKO / TKO負け以来のメディチの試合になります。1分あたりの有効打数は双方変わらないものの、打撃精度の差からメディチの方が打ち合いで有利になるとみて良いでしょう。
アーリープレリム
アリアネ・ダ・シウバ VS ワン・ツォン
アリアネ・ダ・シウバ | 選手名 | ワン・ツォン |
17勝10敗0分 | 戦績 | 7勝1敗0分 |
6(35%) | KO / TKO勝利 | 2(29%) |
4(24%) | サブミッション勝利 | 2(29%) |
7(41%) | 判定勝利 | 3(43%) |
女子フライ級マッチの1戦です。同級13位で2024年11月のサブミッション負け以来のダ・シウバと2025年2月の判定勝利以来のワンが戦います。1分あたりの有効打数が多いうえに被弾数も少ないというデータを見ると、スタンディングでの打ち合いはワンが制しそうです。
ジェカ・サラギ VS ユ・ジュサン
ジェカ・サラギ | 選手名 | ユ・ジュサン |
14勝4敗0分 | 戦績 | 8勝0敗0分 |
9(64%) | KO / TKO勝利 | 3(38%) |
4(29%) | サブミッション勝利 | 1(13%) |
1(7%) | 判定勝利 | 4(50%) |
フェザー級マッチで行われる予定です。2024年6月のサブミッション負け以来のサラギと今回がUFC初参戦となるユの試合になります。KO / TKO勝率の高さから短期間で決めきれればサラギ。これに対し無敗のユが試合が長引くにつれて、チャンスをものにしそうですね。
クイラン・サルキルド VS ヤナル・アシュモズ
クイラン・サルキルド | 選手名 | ヤナル・アシュモズ |
8勝1敗0分 | 戦績 | 8勝1敗0分 |
3(38%) | KO / TKO勝利 | 4(50%) |
3(38%) | サブミッション勝利 | 2(25%) |
2(25%) | 判定勝利 | 2(25%) |
ライト級マッチの1戦。2025年2月のKO / TKO勝利以来のサルキルドと2024年9月の判定勝利以来のアシュモズが戦います。双方1敗しかしていませんが、激しい打ち合いを想定した場合、試合が長引くと有効打ディフェンス率の高いアシュモズ優勢に傾いていきそうです。
おすすめのブックメーカー
今回開催予定であるUFC 316は、各ブックメーカーサイトの総合格闘技(MMA)カテゴリからオッズが発表される予定です。ちなみにオッズというのは払い戻し率のことで、ベットした時点のオッズにベットした額を掛け合わせることで予想的中時のリターン額を計算することができるようになっています。
UFCでベット可能なオッズとしては、勝者(どちらの選手が勝利するかを予想するもの)がどのブックメーカーサイトを覗いても公開されていることが多いですね。ただしブックメーカーサイトによっては、それ以外に試合の勝者をハンデキャップ付きで予想できたり試合が決着するまでの総ラウンド数を当てるベット種類が提供されることもあるため、勝敗以外に予想することを楽しめるようになっています。
ではここで、各ブックメーカーのオッズを確認していきましょう!
2016年に創立されたスポーツベットアイオー(Sportsbet.io)は、スポーツベットに対して力を入れているブックメーカーサイトです。今回のUFCのオッズは総合格闘技カテゴリからベットできますが、それ以外にも野球やサッカーのような世界中で開催中の様々な試合や大会にベットできます。他のサイトと比べ対象のオッズが高いことや、対象である場合は購入時にオッズの引き上げが可能な独自機能も利用でき、リターン額アップにつながります。
2021年に日本市場へ参入したステーク(Stake)は、仮想通貨決済に特化したブックメーカーサイトとして知られています。そのため、ビットコインやイーサリアムの他様々なアルトコインを決済に使うことが可能です。もし、仮想通貨を所有していない場合でも法定通貨を利用した決済を代わりに利用することもできるようになっています。複数通貨で資金追加した場合も、通貨毎に残高が表示されるので視覚的に残高管理を行うことが可能です。
2007年に創業されたワンバイベット(1xBET)は、東欧圏最大規模を誇るブックメーカーサイトとして評価を集めています。今回の大会のオッズはUFCという独立したカテゴリから提供されるようになっています。このサイトでも他と同様に野球・サッカー・テニスといった世界中で開催されるあらゆるスポーツイベントに対して1日に1,000を超えるオッズが公開されているため、サイト内の情報量から見てもその規模の大きさを想像できるでしょう。
最高のボーナス
UFCの各大会の試合は、基本的に各ブックメーカーサイトの総合格闘技(MMA)カテゴリからオッズが発表される予定です。UFCにベットできるブックメーカーサイトはかなりの数あるのですが、選択肢が豊富にある状態なのでどこで遊べば良いのか判断できないこともあると思います。そういった場合は、まず今回記事で紹介したおすすめサイトを選択肢に入れてみてください。
また、ブックメーカーサイトに新規登録できる場合は、ウェルカムボーナスの提供状態を確認することをおすすめします。もし、ウェルカムボーナスが利用できるのであれば、登録してからすぐお得に遊び始められるようになるでしょう。ちなみにボーナスというのは、各ブックメーカーサイトから提供される条件付きの追加資金というイメージを持っておくと分かりやすいと思います。
それでは、各おすすめブックメーカーのウェルカムボーナスを確認していきます。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
VIPリワーズ有り | *もらえるボーナス金はVIPレベルによります。 | |
入金額の120% | 78,000円まで |
上記の表は、各サイトで提供されているウェルカムボーナスをまとめたものです。これ以外にもボーナスが提供されることはあるのですが、どのようなボーナスやキャンペーンがあるかは、各サイトのプロモーションページから確認できるようになっています。
はじめに、ワンバイベットのところで「入金額の120%」とありますが、これは新規登録時の初回入金で入金額の最大120%をボーナスとして受け取れる仕組みになっています。入金額によって100%~120%という感じでもらえるボーナス額の割合が変わるので、実際に受け取る額で混乱しないようあらかじめ希望する入金額でいくらのボーナスがもらえるかを確認しておくのがベターですね。
一方で、スポーツベットアイオーとステークについては、現時点でウェルカムボーナスの提供が行われていません。ただし注意しておきたいのは、新規登録者向けのボーナスが無いというだけで、既に登録を済ませている既存プレイヤー向けのボーナスは別途提供されている点です。これらのサイトでは登録したときだけお得に遊べるのではなく、長く続けて遊ぶプレイヤーほど強い恩恵が受けられるようになっています。
もし何らかのボーナスを利用するなら、利用するボーナスの禁止事項や出金条件(賭け条件)について規定されている「ボーナス利用規約」をよく読んでおきましょう。そうしておくと、賭け条件未達成時の出金可否やボーナス破棄が可能かなど、利用にあたって発生する疑問やトラブルを最低限避けることも可能です。
まとめ
この記事では、アメリカ・ニューアークのプルーデンシャル・センターで開催予定の「UFC 316」の大会スケジュールと各試合の見どころをチェックしました。今回の大会のオッズはすべて各ブックメーカーサイトの総合格闘技(MMA)カテゴリからオッズが公開される予定となっています。
メインマッチだけでなく、前座にあたるプレリムやアーリープレリムを含めて多数試合が組まれていますが、今回はメインカードで行われるダブルタイトルマッチが見どころになります。1つはバンタム級タイトルマッチ「メラブ・ドバリシビリ VS ショーン・オマリー」で、もう1つは女子バンタム級タイトルマッチ「ジュリアナ・ペーニャ VS ケイラ・ハリソン」です。
UFC 316は、今回記事でも紹介したおすすめのブックメーカーサイトでオッズが発表され次第ベットが可能になります。遊びたいサイトを決めておいて、オッズの締め切りまでにアカウント登録と資金入金を終わらせてベットを済ませておくことも重要ですね。
よくある質問
Q.大会の開催予定日は?
A.UFC 316は、2025年6月8日(日)にプルーデンシャル・センター(アメリカ・ニューアーク)で開催される予定です。
Q.一番注目すべき対戦カードはどれ?
A.メインカードとその前座にあたるプレリム / アーリープレリムで構成されていますが、今回はメインカードとして行われるダブルタイトルマッチであるバンタム級タイトルマッチ「メラブ・ドバリシビリ VS ショーン・オマリー」と女子バンタム級タイトルマッチ「ジュリアナ・ペーニャ VS ケイラ・ハリソン」の試合に注目です。
Q.PPVはありますか?
A.はい。UFC 316では現地観戦だけでなく、PPVチケットの購入が可能です。購入はUFC FIGHT PASS会員であれば誰でも購入できるほか、U-NEXTにページがある場合はそちらでの視聴も行えるようになっています。
Q.今回の大会は何試合ありますか?
A.UFC 316では、メインカード・プレリム・アーリープレリムを全部含めて12試合が行われる予定となっています。