2023年のラグビーワールドカップについて
男子ラグビーの世界一を決める大会である「ラグビーワールドカップ」はオリンピックのように4年に1度の間隔で開催されます。1987年に第1回が開催されており、2023年で第10回大会を迎えることになりました。
今大会はフランスでの開催が決まっており、マルセイユ・ナント・ボルドー・ニース・トゥールーズ・サン=テティエンヌ・サン=ドニ・デシーヌ=シャルビュー・ヴィルヌーヴ=ダスクの9つの都市にまたがって試合が行われるのが特徴となっています。
大会の全日程は9月9日(土)~10月29日(日)までの51日間が予定されており、その間に合計で48試合の白熱した戦いが繰り広げられます。これらの試合を制した20カ国の代表チームのうち1チームだけが世界一となることを考えると、どれだけ盛り上がるかは今からでも想像できるほどですね!
試合の流れとしてはまずA~Dの4つのプールに5か国ずつ割り当てられ、各プールごとに総当たり戦を行う「プールステージ」が実施されます。その後各プールの上位2チームが準々決勝・準決勝・決勝を戦い抜き、負けたら即敗退が確定の「ノックアウトステージ」の大きく2つに分けて試合が展開される予定です。順位決定戦は3位を決めるための「銅メダルマッチ」のみが開催されます。
ここで今大会の「プールステージ」から「ノックアウトステージ」にかけての試合スケジュールを表にまとめてみたので、確認していきましょう!
ステージ | 試合 | 日程 |
プールステージ | 総当たり戦 | 2023年9月9日(土) ~ 10月9日(月) |
ノックアウトステージ | 準々決勝 | 2023年10月15日(日) ~ 10月16日(月) |
準決勝(セミファイナル) | 2023年10月28日(土) | |
銅メダルマッチ(3位決定戦) | 2023年10月28日(土) | |
決勝 | 2023年10月29日(日) |
試合は先ほど少し触れた通り9つの都市に分けて開催されることになっており、各都市に付き1つのスタジアムで試合が開催されていきます。その大部分がサッカーのUEFA EURO 2016(UEFA欧州選手権)やラグビーワールドカップ1999大会、そしてラグビーワールドカップ2007大会で使用されたスタジアムで行われるのが特徴です。
ちなみに開幕戦と決勝戦はパリ北部郊外のサン=ドニにあるスタッド・ド・フランスというスタジアムで開催されるのですが、ここは2024年のパリオリンピックのメイン会場になることが予定されており、オリンピックよりも一足早く熱を帯びそうな勢いとなってきましたね。
なお今大会の出場枠は20カ国となっており、プールリーグでは4つのプールに振り分けられます。ラグビーの世界ランキング10位である日本代表チームはプールDに振り分けられており、イングランド(6位)・アルゼンチン(8位)・サモア(12位)・チリ(22位)の4か国と総当たり戦を行うことになります。
ここで20カ国の代表チームがどのプールに振り分けられているかをまとめてみたので、確認していきましょう!
プール | 代表チーム |
プールA | ニュージーランド、フランス、イタリア、ウルグアイ、ナミビア |
プールB | 南アフリカ、アイルランド、スコットランド、トンガ、ルーマニア |
プールC | ウェールズ、オーストラリア、フィジー、ジョージア、ポルトガル |
プールD | イングランド、日本、アルゼンチン、サモア、チリ |
日本代表は自国開催となった前回大会のラグビーワールドカップ2019でベスト8に進出し、プールステージ3位以上(ベスト12)という条件を満たしたことから2019年10月5日の時点で今大会への出場権を手にしていました。
また今大会であるラグビーワールドカップ2023のテレビ放送についてはNHK・日本テレビ・J SPORTSが国内での放映権を獲得しています。主にプールステージやノックアウトステージにおける日本代表の試合が地上波放送で行われる予定で、BSやインターネット配信の予定は今のところ未定となっています。
過去のラグビーワールドカップの戦績
大会概要の項目でも軽く触れましたが、ラグビーワールドカップは1987年に第1回が開催されてから4年ごとに開催されてきました。ラグビーユニオンのナショナルチームの世界選手権大会と位置付けられており、今回のラグビーワールドカップ2023で第10回目の開催となっています。
ちなみにサッカーのFIFAワールドカップとオリンピックの開催年に被らないようにすることが第1回開催時から決まっていて、これを現在でも変えておらず4年ごとに開催されているんですね。
第1回から第3回大会までは16か国の出場枠でしたが、当時主催であったIRFB(国際ラグビーフットボール評議会)のアマチュアリズムの撤廃を意味するプロ化宣言を行った後で開催された第4回大会以降は20カ国に増枠し、これが現在まで続いています。
ではここでラグビーワールドカップ歴代大会の開催国・出場チーム数・優勝国についてまとめたので、その表を確認していきましょう。
大会 | 開催国 | 出場チーム数 | 優勝国 |
第1回(1987年) | オーストラリア / ニュージーランド | 16チーム | ニュージーランド |
第2回(1991年) | イングランド / フランス / ウェールズ / スコットランド / アイルランド | 16チーム | オーストラリア |
第3回(1995年) | 南アフリカ | 16チーム | 南アフリカ |
第4回(1999年) | ウェールズ | 20チーム | オーストラリア |
第5回(2003年) | オーストラリア | 20チーム | イングランド |
第6回(2007年) | フランス | 20チーム | 南アフリカ |
第7回(2011年) | ニュージーランド | 20チーム | ニュージーランド |
第8回(2015年) | イングランド | 20チーム | ニュージーランド |
第9回(2019年) | 日本 | 20チーム | 南アフリカ |
優勝経験のある国は上記の表の通りですが、南アフリカ(3回)・ニュージーランド(3回)が並んで最多となっています。日本代表チームはまだ優勝経験がないのですが、今大会でどこが優勝するかを楽しみにしながら応援したいですね。
また今後のスケジュールとして2027年に開催される第11回大会はオーストラリア。そして2031年開催の第12回大会はアメリカで開催されることが決まっています。今大会の結果次第で次回大会への出場も決まるので、各チームとも気が引き締まる思いで試合を進めていくことになるでしょう。
ラグビー日本代表のパフォーマンス
ラグビー日本代表チームは1987年の第1回大会から今大会まで途切れることなく出場しているんですね。これはすごいことではあるのですが、決して強かったからという理由だけではなかったということを長い歴史が物語っています。
日本代表は第2回大会のジンバブエ戦で初勝利を収めたものの、第3回大会のニュージーランド戦で145点を奪われるなど記録的な大差で敗れるという苦い経験も味わいました。第4回大会からは出場枠が増える大会となったが、ここでも全敗。続く第5回大会でも全敗に終わってしまいました。
第6回大会では3敗したもののカナダ代表チーム相手に同点で引き分け。続く第7回大会でも3敗し、ここでもカナダ代表チームに引き分けるまったく同じ流れとなっているのが記憶に残っていますね。
ところが、ここまでの戦績を覆すかの如く日本代表チームが化けたのが、2015年の第7回大会からです。当時世界ランキング3位だった南アフリカ代表チームに対し逆転トライを決めた後、スコットランドに敗れはしましたがサモアやアメリカにも勝ち3勝を挙げることができました。惜しくも準々決勝に進むことはできませんでしたが、日本代表が成長する大きなきっかけになったと思います。
ここからラグビー人気が高まっていき、大きく注目を集め始めたのは初の自国開催となる2019年の第9回大会です。この大会では南アフリカに敗れたものの、他の試合ではすべて勝利を収め初のベスト8入りを果たしました。
今大会では3大会連続での出場経験があるリーチ・マイケル選手や坂手淳史選手、そして松島幸太郎選手が代表入り。その他にもその他稲垣啓太選手や堀江翔太選手など、過去大会の経験者がそろい日本の勝利が期待される顔ぶれとなっています。
また大会出場経験こそないものの、国内のリーグワンで新人賞を受賞した永田智希選手や同じくリーグワンで2位のトライ数をマークした木田晴斗選手といったメンツも代表メンバーに選出されました。
勝ちを経験したメンバーや国内の強者が集って出場することとなるラグビーワールドカップ2023ではどのような結果を残してくれるのかが、非常に楽しみになってきますね。
また今大会のプールステージで日本代表はプール Dに振り分けられていて、イングランド・アルゼンチン・サモア・チリの4カ国の代表チームと総当たりで試合を行います。プールステージにおける日本代表の試合日程は、以下の通りのスケジュールで予定されています。
試合 | 日程 | 会場 |
VS チリ | 2023年9月10日(日)20:00~ | スタジアム・ド・トゥールーズ(トゥールーズ) |
VS イングランド | 2023年9月18日(月)4:00~ | スタッド・ド・ニース(ニース) |
VS サモア | 2023年9月29日(金)4:00~ | スタジアム・ド・トゥールーズ(トゥールーズ) |
VS アルゼンチン | 2023年10月8日(日)20:00~ | スタッド・ド・ラ・ボージョワール(ナント) |
日本代表はフランス・トゥールーズの地で初戦を迎えることになりました。プールステージではイングランドやアルゼンチンといった強豪国との対戦になりますが、着実に価値を積み重ねて決勝戦へと歩みを進めてほしいですね。
おすすめブックメーカー3つ&オッズ
開催日がすぐそこまで迫ってきているラグビーワールドカップ。ここから紹介する3つのブックメーカーサイトでは、このラグビーワールドカップがスポーツベットの対象となっていてそれぞれオッズが公表されています。ちなみに聞きなれない方のために一応説明しておくと、オッズというのはスポーツベットでの予想的中時に払い戻しを行うための基準となる比率のことを言います。
ラグビーワールドワールドカップ2023に対しては、どこが勝利するか優勝国を予想するアウトライト形式のオッズや試合毎のオッズが提供されていますが、人気のあるベットほどオッズが低くなるのが特徴です。
反対にオッズが高いほど勝てない(=予想が当たらない)確率が高くなっていきます。オッズの決定にはそのような背景があるため、オッズの低い国にベットすることはかなりハイリスクハイリターンであると言えますね。
とはいえ実際には勝つか負けるかはその場で決まるものではないので、自分の考えたストーリーやセオリー通りにベットするのがおすすめです!さてここからは、各ブックメーカーで公開されているオッズについて確認していきましょう!
Sportsbet.io(スポーツベットアイオー)
Sportsbet.io(スポーツベットアイオー)はオンラインカジノが併設されたブックメーカーサイトで、2016年に設立されました。今回のラグビーワールドカップのオッズが提供されている「ラグビー」カテゴリだけでなく、野球、サッカー、テニスなどの各国リーグの試合毎あるいは大会毎の勝敗予想オッズが豊富に取り扱われているのが特徴です。仮想通貨を用いた決済方法だけでなく、日本円などの法定通貨を利用することもできます。新規アカウント登録がとても楽で、1分もかからずに終わってしまうのがうれしいですね。
スポーツベットアイオーで今回のラグビーワールドカップに設定された各国のオッズは、以下の通りです。
アイルランド: | フランス: | ニュージーランド: | 南アフリカ: |
スコットランド: | イングランド: | オーストラリア: | アルゼンチン: |
ウェールズ: | 日本: | ジョージア: | サモア: |
フィジー: | イタリア: | トンガ: | ポルトガル: |
ウルグアイ: | ルーマニア: | ナミビア: | チリ: |
BONS(ボンズ)
BONS(ボンズ)はオンラインカジノとして2020年にサービスを開始しましたが、スポーツという名称でブックメーカー(スポーツベット)を提供しています。今回のラグビーワールドカップ2023のような大きな大会だけでなく、サッカーで言えばJリーグ、野球で言えばプロ野球といった日本国内の試合の取り扱いもあるから親しみやすいですね。試合によって提供されている「ライブストリーミング機能」で試合中継をみながらベットできるので楽しさも倍になりますね。このサイトではペイズ(Payz)など代表的な電子決済サービスが導入されており、決済周りの使い勝手が良いです。
ボンズカジノで今回のラグビーワールドカップ2023に設定された各国のオッズは、以下の通りです。
アイルランド: | フランス: | ニュージーランド: | 南アフリカ: |
スコットランド: | イングランド: | オーストラリア: | アルゼンチン: |
ウェールズ: | 日本: | ジョージア: | サモア: |
フィジー: | イタリア: | トンガ: | ポルトガル: |
ウルグアイ: | ルーマニア: | ナミビア: | チリ: |
Stake.com(ステーク)
Stake.com(ステーク)は、日本向けのサービスを2021年に開始したオンラインカジノサイトです。このサイトでもブックメーカーのサービスを別途提供しており、この記事でも詳細について紹介してきたラグビーワールドカップ2023大会のオッズにベット可能です。サービス開始時は仮想通貨しか使えず少々不便さを感じることもありましたが、銀行振込等の他の決済方法の導入により初心者にもおすすめすることができるようになりました。
ステークカジノで今回のラグビーワールドカップ2023に設定された各国のオッズは、以下の通りです。
アイルランド:4.75 | フランス:3.75 | ニュージーランド:4.00 | 南アフリカ:5.50 |
スコットランド:36.00 | イングランド:10.00 | オーストラリア:9.50 | アルゼンチン:26.00 |
ウェールズ:31.00 | 日本:251.00 | ジョージア:501.00 | サモア:501.00 |
フィジー:151.00 | イタリア:301.00 | トンガ:501.00 | ポルトガル:2,001.00 |
ウルグアイ:2,001.00 | ルーマニア:2,001.00 | ナミビア:2,001.00 | チリ:2,001.00 |
おすすめブックメーカー3つの最新ボーナス
世界中にあるブックメーカーでラグビーのカテゴリさえあれば、今回のラグビーワールドカップ2023がベット対象として取り扱われています。どのサイトで始めればよいか迷っているのであれば、まず初めに先ほど紹介したサイト毎のオッズ比較からやっていきましょう!
そしてさらにどのブックメーカーで始めるかを判断するのに使えるのが、ボーナス提供の有無をチェックすることですね。ちなみにボーナスというのは条件付きで手に入る追加資金のようなイメージで、ボーナスをもらえば入金額以上の資金を持った状態からベットを行うことも可能になるわけです!
今回おすすめとして紹介した、3つのブックメーカーのボーナス情報を以下にまとめてみたので参考にしてください。
ブックメーカー | ボーナス内容 | ボーナス最大額 |
VIP特典あり | ボーナス金はVIPレベルによる | |
登録すると¥1,000 | ¥1,000まで | |
無し | – |
上記にまとめたのは、ブックメーカーをこれから始める方向けのボーナスとなっています!
例えばBONSの「登録すると¥1,000」というのは、入金不要でもらえるスポーツベット専用のボーナスのことを意味しています!もらえる額が低いのですが、登録後すぐ有効にして利用することができる利便性が大きいですね。まずはブックメーカーを試してみたいという方は、このボーナスを利用してみましょう。
一方でスポーツベットアイオーとステークカジノについては、スポーツベットを始めるにあたっての専用ボーナス提供がありません。つまり初回入金などを対象にしたボーナスがないだけで、それに代わるキャンペーンや機能が提供されています。
例えばスポーツベットアイオーは他のブックメーカーと比べてオッズが高くなっていますし、独自機能を使えばさらにオッズを引き上げることも可能です。1回当たりのリターンを考えて始めるのであればこのサイトを選択すべきでしょう。
またステークもウェルカムボーナスが用意されていないサイトの1つですが、季節ごとに開催される各スポーツでの大会などが対象となるキャッシュバックキャンペーンが特徴的です。これを利用すると負けたベット額の一部が一定の割合で戻ってきます。
これらのサイトでは、新規登録したプレイヤーがお得にブックメーカー(スポーツベット)を利用できるようにそれぞれ工夫されているのが分かりますね!
ラグビーへの賭け方
ブックメーカーサイトを利用してラグビーワールドカップにベットするには、試合前ベットとライブベット(試合中ベット)の2種類があることを頭の片隅に入れておくと始めやすいと思います。ここからはこれらのベットの違いやラグビーカテゴリでの代表的な賭け方をチェックしていくので、実際にベットする際はぜひ参考にしてください!
試合前ベット
初めに試合前ベットですが、名前の通りで試合やイベントの開始前にベットを行うことを意味しています。この試合前ベットはプレマッチやフューチャーベットという別称で呼ばれることもあります。ラグビーで言うなら、各国リーグのレギュラーシーズン全体で優勝するチームやベスト8に入るチームなどを予想するものがメインですね。
また似たような性質を持つものとしてアウトライト形式のオッズがあるのですが、ラグビーワールドカップ2023では優勝国予想のオッズがアウトライトとして提供されています。単純な優勝国予想を行ってベットすれば良いので、誰でも簡単にベットしやすいのが特徴です。
シンプルでとても分かりやすい賭け方なので、スポーツベット初心者にはぜひチャレンジしてもらいたいです。
ライブベット(試合中ベット)
そして次に説明していくのがライブベット(試合中ベット)になります。こちらは試合前ベットとは違い、各試合ごとの得点や勝利チームを予想するようなオッズで構成されているのが特徴です。
ライブベットではさらに試合が始まってからもベットすることができるので、試合中に試合中継やスポーツ記事などを読むなど情報を取り入れながらベットを行うことができるのが面白い賭け方になっています。また試合が始まってからはリアルタイムにオッズが変動するので、ベットするタイミングによって予想が的中しやすくなるのも良いですね。
ラグビーでスポーツベットを行うときに代表的なベット方法について、以下にまとめてみたのでぜひ参考にしてみてください!
勝者(延長込み)/ ドローノーベット
勝者(延長込み)は1×2やマネーラインとも呼ばれる賭け方で、どちらのチームが勝利するかあるいは引き分け(ドロー)になるかを予想するものです。試合終了時の結果を予想するものであったり、前半・後半に分けて予想するパターンの提供もあります。
またこの賭け方に似たもので勝利するチームだけを予想し、引き分け(ドロー)になるとベット無効となって払い戻される「ドローノーベット」というリスクが低くなる賭け方も提供されています。
合計(オーバーアンダー)
合計(オーバーアンダー)は、試合を行っている両チームの合計得点がブックメーカーのサイトに表示されている値と比べてどうかを予想します。表示された値を上回るのであれば「オーバー○○」、下回るのであれば「アンダー○○」を選択しベットを行います。
ちょっと難しいですが例を見ればイメージしやすいでしょう。例えば「オーバー42.5」なら、両チームの合計点が43点以上となれば予想的中となります。ブックメーカーサイトによっては「オーバー(あるいはアンダー)42/42.5」のようなスラッシュ区切りでひょうじされていることがありますが、これを選択すると42と42.5の両方の値に半分ずつベット額を分けて賭けることを表しています。
「オーバー42/42.5」にベットすることを例にすると、合計点が42なら条件を半分満たしているためベット額の半分のみオッズに応じたリターンを受けられます。合計点がさらに43以上になって初めて両方の条件を満たすことになり、そのときはベット額全体がリターン対象となります。
基本的には試合終了時の総得点予想を行いますが、前半・後半に分けてそれぞれの総得点がどうだったか、あるいは片方のチームだけに絞った場合の合計得点を予想するパターンが提供されることもあります。
ハンディキャップ
ハンディキャップは対戦相手に応じて得点にハンディキャップが設定された場合にどちらが勝利するか、あるいは引き分け(ドロー)になるかを予想します。
例えば「ハンディキャップ0:1」なら、試合のアウェイ(右側)のチームに+1点を付けた状態で予想を行います。反対に1:0になっているのであればホーム(左側)のチームに+1点のハンデが付くことになります。
またプラスだけでなくマイナスのハンディキャップを考慮する「アジアンハンディキャップ」という形式のものが提供されることがあります。こちらの場合は引き分け(ドロー)の選択肢がないので、ハンディキャップを付けたうえで引き分け(ドロー)になれば返金されるようになっています。
一方的な試合での勝敗予想はオッズが低くなることが多いですが、ハンディキャップ付きになると選択肢が増える代わりに単純な勝敗予想よりオッズが高くなることもあるのでおすすめです。
奇数/偶数(オッド/イーブン)
奇数/偶数(オッド/イーブン)は、両チームの試合終了時の合計得点が奇数(オッド)か偶数(イーブン)かを予想するシンプルな賭け方です。引き分け(ドロー)を除いた場合の勝者予想と同じく単純二択になるので、ブックメーカー初心者でもベットしやすくおすすめですね。
こちらも前半・後半に分けて予想するタイプのものが提供されることもあります。
その他
試合の進行具合によって表示されるオッズの種類が変動しますが、ここまでに紹介した代表的なベット方法以外の賭け方を選択できることがあります。今回は上記以外で公開されていたベット方法について紹介するので、参考にしてください。
- 最初(最後)に得点するチームは?:最初(最後)に得点したチームがどちらであるかを予想します。
- 得点差(ウィニングマージン):何点差でどちらのチームが勝つか、または引き分けるかを予想します。前半・後半に分けている場合もあります。
- ポイント幅(ポイントレンジ):両チームの合計得点がどの範囲で収まるかを予想します。前半・後半に分けている場合もあります。
ここまで紹介したもの以外でも、対戦相手や試合状況によってさらに別の種類の賭け方が表示される場合があるのがライブベット(試合中ベット)の面白いところですね!
実際にベットしてみた
それではここからは、ラグビーワールドカップ2023での優勝国を予想するアウトライトへのベットを行う方法を紹介していきますよ!
今回実際にベットを行っていくのはスポーツベットのできるブックメーカーのサービスだけでなくスロットやライブカジノといったカジノゲームでも遊べる「Sportsbet.io(スポーツベットアイオー)」を選んでみました!
このスポーツベットアイオーを利用するメリットは以下の通り!
- 高オッズが表示される
- さらにオッズ上昇ができる独自機能「プライスブースト」提供
- プロ野球やJリーグなど日本国内の試合にもベット可能
- 仮想通貨以外にも法定通貨を利用した決済が可能
この記事でも先に「おすすめのブックメーカー」として紹介したサイトなのですが、サイト自体が日本化されていたりモバイル最適化によりパソコンだけでなくスマホやタブレットなど端末を選ばずに遊べるところが良いんですよね。
また取り扱われているスポーツカテゴリもラグビーワールドカップ2023のオッズが提供されているラグビーだけでなくサッカーや野球、そしてテニスなどの国際的に知名度が高く大きな大会が開催されるようなスポーツを中心にベットすることができます。それだけでなく、さらにカテゴリ内で世界中にある各国リーグの試合に対してベットを行うことも可能です。
ここからは、スポーツベットアイオーを利用してラグビーワールドカップ2023のアウトライト形式のオッズへのベット方法を紹介します。この手順にならって進めるだけで、初めてスポーツベットをする方でも簡単に賭けることができるので、ブックメーカー初心者は以下の説明を参考にすると良いでしょう。
まずはスポーツベットアイオーのトップページにあるラグビーボールのアイコン「ラグビー」のカテゴリを押して移動し、その先で表示されるアウトライトの項目を選択してください。アウトライトの中にあるインターナショナルの項目を開きましょう!
インターナショナルの項目の中に「ラグビーユニオンフットボール – ワールドカップ2023」というのがあるので選択します。ここに表示されない場合、オッズが変更される影響で一時的に非表示となっているか、そもそもまだオッズが公開されていないことになるので、そのときはまた時間をおいてから確認してみましょう。
ワールドカップの項目を選択すると、勝利チーム予想のためのオッズ一覧が表示されます。今回の大会本戦に出場する20か国すべてのオッズが表示されるので、ここからベットしたい国を選択して次に進みましょう。
大会のプールステージに出場する20か国の中からベットを行うチームを1つ選択し、実際にベットを行ってみます。どれか1つの国に絞る賭け方も良いですが、複数優勝候補があるときは複数に分散ベットしておくのもありですね!
今回は単純に応援の意味を込めて日本代表へのベットを行います!ベットする国(画像では日本)を選択したら、画面右側にベット額入力~購入を行うためのベットスリップ画面が表示されます。
表示されたポップアップ中央に表示された「最大賭け額」の部分にベット額を入力します。入力完了後、予想に自信があるのであればオッズを上昇させてリターンを大きくする独自機能「プライスブースト」を有効にすることも可能です。
今回は日本を選択して、$10をベットすることにしました!ベット額入力や独自機能の有効化などを済ませたら、最後に一番下の「賭ける!(グッドラック!)」というボタンが表示されます。
ここまでに問題が無ければ、グッドラックのボタンを押します!購入確定するときに残高不足などのエラーが特に無いのであれば画像のように「賭けを受け付けました!」のメッセージが表示されます。これでベット完了です!
あとは日本代表の試合結果を待つだけですね。まずはプールステージの制覇からになりますが、そこを乗り越えてノックアウトステージを勝ち進み優勝することをお祈りしましょう!
今回はアウトライトにベットしましたが、プールステージの試合毎のオッズ公開も行われるので、日本代表の試合の勝敗や得点予想にチャレンジしてみるのも良いですね!
まとめ
この記事ではラグビーユニオンのナショナルチームの男子世界選手権大会と位置付けられているラグビーワールドカップ2023に関する試合情報やその大会へのスポーツベットが行える厳選のおすすめブックメーカー3つの紹介、そしてオッズ比較を行いました。
さらにラグビーでスポーツベットを行う際の代表的な賭け方やブックメーカーサイトを利用して実際にベットを行う手順についても理解が深まったでしょう!
今大会では20か国が優勝を争い、まずはじめにプールステージを勝ち抜いて上位2位に入ることを目指します。各プールから上位2チームが選出されてからは、敗退したら即終了となる準々決勝~決勝までのノックアウトステージでの試合に進むことができます。
過去3回の優勝経験がある南アフリカやニュージーランドの強豪国が順当に勝ちを収めるのか、直近の大会で調子を上げている日本代表チームがベスト8以上の記録を残すことができるのかが見どころですね。
ラグビーワールドカップ2023にベットするのであれば、今回おすすめした3つのブックメーカーのサイトを利用してみましょう!クレジットカード・電子決済・仮想通貨と自身が利用できる決済方法を選択できるので、今回のラグビーワールドカップに合わせてスポーツベットを始めてみても良いかもしれませんね!
Q&A
Q.日本代表は何プール?初戦の日程は?
A.日本代表はプールステージではプールDに割り当てられました。初戦は日本 対 チリとなっていて、試合日程は2023年9月10日(日)20:00から、フランス・トゥールーズにあるスタジアム・ド・トゥールーズで開催される予定です。
Q.優勝しそうなチームはどれ?
A.直近の大会で調子が上がっている日本代表も選択肢になり得ますが、過去3度優勝経験のある南アフリカやニュージーランドは有力な候補となるでしょう。
Q.試合はどのような流れで行われる?
A.出場国である20か国がプールAからプールDまでの4つのグループに5か国ずつ割り当てられ総当たり戦を行うプールステージ。プールステージの上位2チームが勝ち進み、準々決勝・準決勝・決勝・3位決定戦が行われるノックアウトステージに分かれています。
Q.今大会では何チームが出場しますか?開催国はどこ?
A.第10回となる今大会の出場枠は20チームとなっています。開催国はフランスで、フランス各地にある9つの都市・地域にあるスタジアムでの試合が予定されています。