ブックメーカーとは簡単に説明すると、海外において政府公認の上で賭け事を主催している企業のことを指します。賭けの対象となるのは、世界中で開催されているスポーツの試合が多いですが、その他に政治関連やエンタメなどのイベントが対象となる場合もあり、多種多様なことに賭けることが可能です。
ブックメーカー側は賭けられる対象を提供しオッズを決めます。スポーツの場合は勝利するチームや試合内容を予想。プレイヤーはベット(賭ける)することで参加でき、予想が的中するとオッズに応じた配当がもらえるのがブックメーカーの基本です。スポーツベットやスポーツベッティングとも言われます。
最近では日本でも競艇や競馬など公営ギャンブルをスマホから簡単に楽しむことができますが、このブックメーカーもオンライン上ですべて参加可能。海外で運営されているブックメーカーサイトの種類も多く、日本からでも問題なく利用できます。
ここでは、ブックメーカーの歴史に触れつつ、初心者のために”ブックメーカーとは?”の基本的な情報から、副業・税金関連など知っておきたいこと、始め方まで詳しく解説!これからブックメーカーを始めようと考えている方はぜひチェックしてみましょう。
最後に初心者におすすめのブックメーカーサイトも紹介しているのでお見逃しなく!
ブックメーカーの変遷、これまでの歴史
まずはいかにしてブックメーカーが登場し世界中に広まったのか、これまでの変遷を振り返って見てみます。
イギリスでブックメーカーが政府公認になる
ブックメーカーの始まりはとても古く、資料が残っている限りでは1760年代にイギリスで始まったとのことです。当時の競馬場にて競走馬に対してオッズをつけたことが始まりと言われています。
その後時が経ち、同じくイギリスにて1960年代に政府公認となり、民間企業の運営が認可されたことで、ブックメーカーが一般化されプレイヤーが大幅に増え始めました。当時は競馬がメインでしたが、徐々にスポーツベットへ波及していったようですね。欧州の中でも発祥であるイギリスが特に盛り上がっており、当時はブックメーカーの実店舗が街中のいたるところにある状況でした。
実際にヨーロッパに行くとパブのカウンターでお酒を飲みながら、スポーツベットを楽しんでいる様子を見たこともあり、それほどブックメーカーは生活の中に浸透しているのだと実感しました。
2000年代以降のネット普及に伴い拡大される
2000年代に突入するとインターネットが急激に普及し始めました。その影響もあり、ブックメーカーも段々とオンライン化され始め、パソコンでもベットできるようになってきます。特にイギリスで設立された世界的にも最大手のブックメーカー”William Hill(ウィルアムヒル)”も早くからオンラインに力を入れ始めた企業です!
さらに2010年以降にスマートフォンの普及がさらにブックメーカーのオンライン化を促進します。スマホだけで簡単にベットして購入できるようになりました。そのため、スマホが普及するにつれイギリスで多かった店舗型ブックメーカーは段々と姿を無くしていき、現在ではほとんどがスマホでのプレイヤーです。
その後、日本人サッカー選手やプロ野球選手が海外でプレーする機会が増えたことで海外のスポーツに興味を持つ人が多くなったこと、日本国内でもラグビーワールドカップなど大規模な世界大会が行われたこと、海外のスポーツを観られるストリーミングサービスの充実などの影響もあり、ブックメーカーをプレイする日本人も増え始めました!
これまでのブックメーカーの変遷を紹介していきました。ブックメーカーを最近知った人は新しくできたサービスのように思っているかもしれませんが、実は200年以上も歴史があるんですね。昔に比べると誰でも参加できるようになったため、簡単に始めやすくなっています!
ブックメーカーはライセンスを取得している企業
現在ではブックメーカーは非常に多くなっており、世界中には1,000を超える運営企業があるとか無いとか。すべてが超一流の企業とは言い切れませんが、株式上場している優良企業が運営しているブックメーカーもあり信頼性は高いです!
ただ、すべてが優良企業で安全に利用できるかと言われると必ずしもそうとは言い切れません。そこで、そのブックメーカーが安心して使えるのか、信頼できるのかを知るには『ライセンスを確認すること』が重要!
基本的にブックメーカーを運営するには、合法化されている国を拠点とした企業であり、その国や政府が発行する”ライセンス”を取得している必要があります。監査機関がその企業はオンラインギャンブルをするのに適しているかどうかをチェックし、厳しい審査をクリアするのが条件です。審査が通れば、ライセンスを取得した、合法の上運営されているブックメーカーとなります。
このライセンスを取得していないブックメーカー=違法ということになるため、利用しない方が良いでしょう!もちろん当サイトでもライセンス取得しているサイトのみ紹介しているので安心してください。
審査が厳しく優良なライセンスとして知られているライセンスは以下の通りです!
- Curacao eGaming( キュラソーライセンス)
- Malta Gaming Authority(マルタライセンス)
- HM Government of Gibraltar(ジブラルタルライセンス)
- KAHNAWAKE Gaming Commission(カナワケライセンス)
以上は優良ライセンスとして有名です。利用するブックメーカーは事前にどこのライセンスを取得しているか確認しておくと良いでしょう!基本的に公式サイトのページ一番下に記載されていることが多いです。
審査・監査機関がいるためイカサマや詐欺はできない
ブックメーカーの安全性・信頼性を保証するのはライセンスだけではありません。ブックメーカーは常に第三者機関による監査が行われます。プレイヤーに対して不正が無いかどうかをチェックしてくれるため、いつでも健全な対応を受けることが可能です!
オッズやペイアウト率に対して不正が無いか、公正なゲームがプレイヤーに提供されているかなどを定期的に確認しており、ライセンスを取得した時だけでなく、継続して不正が無いかチェックしてくれるのが監査してくれる第三者機関となります。
ブックメーカーでよく使われている第三者監査機関は以下の通りです。
- eCOGRA(イーコグラ)
- TST(テクニカルシステムズテスティング)
- Isle of Man Gambling Supervision Commission(マン島ギャンブル監督委員会)
- Gambling Commission
ブックメーカーがどこのライセンスを取得しているかに加え、どこの監査機関が入っているかも合わせて確認しておくとより信頼性は増すでしょう!必ずチェックをしておきましょう。
ブックメーカーを運営する企業は不透明では無い
ブックメーカーを運営する企業は少し怪しくて、詐欺にあうかもしれないと感じるかもしれません。たしかに世界中にはたくさんのブックメーカーがあり、悪徳な運営を行う会社もあるかもしれません。
ただ、大手と言われている老舗ブックメーカーの運営企業は非常に大きな会社もあり、その国では一流企業として扱われていたりもします。特に世界中でも多くのプレイヤーがいる”William Hill(ウィルアムヒル)”はイギリスで設立され、いまではロンドン証券取引所にも上場している企業です。世界中で10,000人以上のスタッフを抱えている大企業にまで成長しています。
このように昔からある老舗のブックメーカーを運営する企業はホワイトで信頼できる会社が多いです!
ブックメーカーの代表的なスポンサー実績
ブックメーカー企業の信頼性を示すのがスポンサーとしての実績でしょう!ここからは有名ブックメーカーの海外でのスポンサー実績などを紹介していきます。
スポンサー実績としていますが、正確にいうと『ベッティングパートナー』という契約が多いです。通常のスポンサー契約とそこまで大きな差はありません。契約時はユニフォームにロゴを載せたり、スタジアムのピッチサイドに広告を掲載したり、大規模なものでいうと大会名に企業名を入れたりと様々なものがあります。
ブックメーカーなので基本的にスポーツチーム関連が多いです。では、有名ブックメーカーの過去のスポンサー実績をまとめて紹介します。
ブックメーカー | スポンサー実績 |
William Hill(ウィリアムヒル) | ダーツ:PDCワールドチャンピオンシップ、テニス:全豪オープン、サッカー:イングランドサッカー協会(FA)、トッテナム・ホットスパー、エヴァートン、チェルシー、バスケ:NBAなど |
Sportsbet.io(スポーツベットアイオー) | サッカー:アーセナル、サンパウロ、サウサンプトン、ワトフォード、フラメンゴ、ロサリオ・セントラルなど |
bet365(ベット365) | サッカー:ビジャレアル、ヘタフェ、エスパニョール、エイバル、ルドゴレツ・ラズグラド、ストーク・シティなど |
賭けっ子リンリン | サッカー:ユヴェントス、ブラックバーン・ローヴァーズ、ヴォルフスブルク、元コートジボワール代表「ディディエ・ドログバ」など |
1xBet(ワンバイベット) | サッカー:バルセロナ、チェルシー、リヴァプール、eスポーツ:ESLなど |
betway(ベットウェイ) | サッカー:レアル・ベティス、ウェストハム、エスパニョール、レスター・シティ、バスケ:シカゴ・ブルズ、クリーブランド・キャバリアーズ、ブルックリン・ネッツなど |
有名なブックメーカーのスポンサー実績をまとめてみましたが、これだけでもまだ一部に過ぎません。スポンサー契約を結ぶことでロゴや広告が掲載されるだけでなく、ブックメーカーによっては契約しているチームのユニフォームや試合に招待されるチケットがもらえるなどのプレイヤーへの特典もあります!
スポンサー契約の実績があることで信頼性・信憑性などの評価を上げるだけでなく、プレイヤーにもグッズなどで還元されるのは嬉しいですね。
今さら聞けないブックメーカーとは?
これからブックメーカーを始めよう、スポーツベットに興味があるけどまだやったことがない初心者のために、今さら聞けないブックメーカーの基本について解説していきます。まずはこちらを読んでブックメーカーの知識を深めましょう!
スポーツやイベントに賭けて儲ける
まずブックメーカーの基本として、世界中で行われている様々なスポーツやイベントが対象となっており、それぞれの結果に対して”オッズ”が設定されています。プレイヤーはオッズを見てスポーツであれば試合の結果がどうなるのかについて予想をして、”ベット”することでチケットを購入。
購入した予想が的中していれば決められているオッズに対して配当が支払われ、もし外れてしまった場合は没収されてしまいます。
初心者の方にも分かりやすいようにプロ野球を例に挙げて解説してみましょう。近く開催される予定の読売ジャイアンツVS阪神タイガースの試合があるとします。ジャイアンツが勝つ方のオッズは”1.5″、タイガースが勝つ方のオッズは”3.5″だったとしましょう。基本的にオッズが低い方が勝つ可能性が高いと判断されています。
あなたは阪神タイガースファンで応援も兼ねてタイガースが勝つ方に1,000円ベットします。この日はタイガースの調子も良くて無事に勝つことができ、予想は的中!1,000円 x オッズ 3.5倍によって『3,500円』の配当がもらえるのがブックメーカーの仕組みです!
このようにスポーツやイベントの結果の予想をして賭けることで儲けられます。どちらのチームが勝利するか、どちらの選手が勝つかなど2分の1の予想となるため、予想しやすく的中しやすいのが特徴です!
主な対象となっているスポーツは以下の通り。
- サッカー
- 野球
- テニス
- バスケ
- アメフト
- ラグビー
- バレーボール
- ビーチバレーボール
- 水球
- クリケット
- バドミントン
- ボクシング
- 総合格闘技(MMA)
- ゴルフ
- サイクリング
- ハンドボール
- アイスホッケー
- ラクロス
- ダーツ
- 卓球
- F-1
- スヌーカー
- 競馬
- オートバイレース
- eスポーツ競技
以上の他にもたくさんあります。例えばテレビ番組であったり政治や天気がブックメーカーの対象となることもあり、世の中で起きている様々な事象に賭けられるのがおもしろいですよね!
また、世界中で大盛り上がりの”eスポーツ競技”にも賭けることができ、CS:GO、Dota2、League of Legends、Varolant、レインボーシックスなど、大人気ゲームの大会も対象になっています。応援しているチームや予想しやすい試合があれば、ぜひベットして参加してみてください!
他のギャンブルと比べて還元率が高い
ブックメーカーが人気がある理由としては、他のギャンブルと比べても還元率が高くて稼ぎやすいという点があります。還元率とは、使った金額を”100”だと考えた時にどのくらい手元に戻ってくるかを表す指標です。もちろん還元率が100%に近ければ近いほど手元に戻ってくる金額が多いことを示すため、勝ちやすくなっています。
日本にも競馬や競艇、パチンコ・スロットなど様々な公営ギャンブルがありますが、実際にどのくらい還元率に差があるのかチェックしてみましょう!
ギャンブル | 還元率 |
ブックメーカー | 94%〜100% |
競馬 | 70%〜80% |
競輪・オートレース | 70%〜80% |
パチンコ・スロット | 80%〜85% |
toto(スポーツ振興くじ) | 50% |
宝くじ | 45% |
まず、日本の代表的な公営ギャンブルである競馬の還元率は70%〜80%ほどです。単勝になると80%近くまで還元率は上がりますが、3連単となると的中率がぐっと下がるため還元率は70%程度まで下がってきてしまいます。競輪やオートレースでも同じようなことが言えるでしょう。
パチンコ・スロットに関しては、パチンコなら釘の位置、スロットなら台の設定でも還元率はかなり変わってきますが、トータルで見ると80%〜85%に落ち着きます。スロットの設定を見抜く知識や技術、高設定を置いているお店を選ぶなどそういった面でも還元率を上げられるギャンブルでもあるのがパチンコ・パチスロです!
宝くじに至っては45%と非常に低いです!購入する人が多い上に当選本数が少ないことで、ほとんどの購入者に還元されないためここまで低くなっています。それほど当たった時のリターンが大きいとも言えますね。
その点、ブックメーカーの還元率は94%〜100%前後です。例えば1,000円をベットした場合に940円〜1,000円が戻ってくる計算。ここまでブックメーカーの還元率が高いのは、固定オッズのブックメーカー方式であることから胴元である運営が負けてしまう可能性が高いことが大きいでしょう。
また、1×2方式だと選択肢はほとんど2分の1になるため、予想しやすく的中させやすいことも関係しています!
世界中のスポーツだけでなくeスポーツなども対象
先ほども紹介しましたが、ブックメーカーは世界中で行われているスポーツの試合だけでなく、テレビ番組・イベント・政治など様々な事象をベット(賭け)の対象としています。その中でも最近熱いのは『eスポーツ』です!
eスポーツとは、ビデオゲームを使った対戦・試合を競技として捉えることを言います。様々なオンラインゲームがありますが、世界中で多くのeスポーツプロチームが発足し、オンライン・オフライン問わず様々な大会・試合が行われているほど注目されているジャンルです。世界大会では優勝チームには数億円もの賞金が支払われるケースもあります。
そんなeスポーツもスポーツブックの対象となっており、試合予想にベット可能です。取り上げられているゲームタイトルは以下の通り!
- Counter-Strike: Global Offensive(カウンターストライク)
- Dota2(ドータ2)
- League of Legends(リーグ・オブ・レジェンド)
- Valorant(ヴァロラント)
- Kings of Glory(キング・オブ・グローリー)
- StarCraft 2(スタークラフト)
- Rainbow Six Siege(レインボーシックスシージ)
- Rocket League(ロケットリーグ)
- Fortnite(フォートナイト)
- Call of Duty(コールオブデューティー)
- eSoccer、eTennis、eBasketballなど
以上のようなゲームタイトルを対象にスポーツベットが行われています。定期的に開催されているリーグ戦のような試合から、世界大会など大規模な試合も対象です!
競技シーンでプレイしていなくても趣味でゲームをプレイしている方で興味がある方はぜひブックメーカーでeスポーツに参加してみてはいかがでしょうか。
無料でライブストリーミング配信を観られる
ブックメーカーによりますが、実はサイト上で試合の様子をライブストリーミングで視聴することも可能です!例えば「賭けっ子リンリン」や「bet365」などはライブストリーミングが充実しているため、様々な試合を観戦できます。
しかも追加料金等は一切不要です!最近ではスポーツに特化した動画配信サービス”DAZN(ダゾーン)”や”WOWOW”がありますが、ブックメーカーサイトで見れば無料となっています。もちろんすべての試合が見られるわけではありませんが、それでも賭けた上でそのまま試合が見られるのは嬉しいですね!
ちなみにですが、ベットしなくても試合は視聴できます。見るだけでの利用も可能です。
ブックメーカー方式だから損をしづらい
競馬や競艇の経験がある方なら単勝や3連単などのオッズを見たことがあるため、ブックメーカーにもあるオッズを直感的に理解しやすいと思います。ベットした金額とオッズに応じて配当がもらえるため、オッズが高ければ高いほど利益は大きいです。
この”オッズ”に関してですが、多くのブックメーカーが採用しているオッズと日本の公営ギャンブルで採用されているオッズは、実は違います!海外のブックメーカーでは『ブックメーカー方式』で、日本の公営ギャンブルは『パリミュチュエル方式』です。
その違いは、
- ブックメーカー方式:結果が出る前からオッズが固定されており、購入時のオッズがそのまま適用される
- パリミュチュエル方式:購入してからもオッズは変動し続けるため、結果が出た時点でのオッズが適用される
日本の競馬や競艇のオッズを思い浮かべると分かりやすいと思いますが、人気の競走馬に予想が集中していけばその分どんどんオッズは下がっていきますよね。このように購入してからもオッズは常に変動し続けます。
その点、ブックメーカー方式では購入時のオッズが適用されます。購入した後に多くのプレイヤーが同じところに予想をしたとしても関係ありません。購入時よりもオッズが下がっていて配当が少なかったという悲しいことも起きないです!
日本がなぜパリミュチュエル方式を採用しているか、結論から言うと胴元が負けないようにしているからです。結果が出た後にオッズが決定するため、手数料等を差し引いても胴元が負けないオッズが設定されます。これは日本の公営ギャンブルは振興の寄与を目的としているためです。
その逆でブックメーカー方式の場合はオッズは固定されているため、ベットが片寄った場合に胴元が大幅に赤字になってしまう可能性も十分にあります。日本のように国営ではなく、ブックメーカーの運営は民間企業であるため、リスクは大きくなりますが、その分プレイヤーが満足して利用できるブックメーカー方式を採用!せっかく的中したのにオッズが下がって配当が減ることは無いためありがたいですね。
スマホからでも簡単にいつでも24時間できる
ブックメーカーには営業時間は決められていません。24時間いつでもログインしてプレイすることが可能!たとえ日本が深夜であっても、世界中ではいつでもどこかで試合が行われています。夕方以降はヨーロッパの方で試合が始まる時間帯、夜中から明け方頃はアメリカや南米で試合が始まる時間帯など、好きなチームの試合が始まる時間をチェックしておくのもブックメーカーを楽しむポイントのひとつですね!
また、リアルタイムで行われている試合だけでなく、今後開催予定の試合のオッズも早めにオープンしていることもあるため、狙っている試合には早めのベットも可能です。
時間を気にせずいつでも24時間遊べるのはブックメーカーの魅力!
ブックメーカーは日本でやっても大丈夫?
日本でブックメーカーを運営していないこともあり、ブックメーカーは違法なのか合法なのか気になっている方も多いでしょう。日本では競艇や競馬、競輪など様々な公営ギャンブルはもちろん違法性はなく賭けられますが、はたしてブックメーカーはどうなのか解説します。
冒頭でも紹介していますが、そもそもイギリスにて1960年代にブックメーカーは政府公認となり合法的に運営できるようになっています。さらに、ブックメーカーを運営するには国や政府が発行するライセンスを取得する必要があり、このライセンスを取得することが合法の上で運営されている証です。
そのため、まずブックメーカーサイト自体は合法となっています。その上で、日本から海外のブックメーカーサイトを利用することの違法性に関してですが、結論から言うと『取り締まる法律が無い』です。
公営ギャンブル以外の賭け行為は違法賭博として逮捕される可能性がありますが、賭博を提供している胴元と賭博するプレイヤーが一緒に摘発されなければ適用されません。よく耳にする闇カジノは両方の立場が一緒に摘発される分かりやすい例ですね。
このように、海外で運営するブックメーカーを利用しているため取り締まることができないというのが日本での現状です。
ブックメーカーの利益を申告しないと脱税になる?
ブックメーカーで利益を獲得した場合は「一時所得」になり納税の対象となります。ブックメーカーで獲得した勝利金を手元に出金するには必ず国内の自分の銀行口座を経由する必要があるため、高額の入金等があると税務署の調査対象となるかもしれません。
ただ、特別控除があるため、ブックメーカーで獲得した勝利金が50万円を超えていない場合は納税の必要はありません。納税したくない方は勝利金を上手に調整しておくのもおすすめです。
1年間の勝利金が50万円を超えた場合に納税しないと脱税となってしまうため、必ず確定申告をするようにしておきましょう!
ブックメーカーは副業としても注目されている
ブックメーカーは競馬や競艇などの公営ギャンブルのように万馬券・万舟と呼ばれる高額配当が出にくい難点がありますが、賭け方によっては高オッズを狙うこともできます。ただ、どちらかと言うとブックメーカーは固い賭け方をして稼ぐギャンブルです。
最近ではブックメーカーを副業として利用しているプレイヤーもいます。副業として注目されている理由は以下の通りです!
- 他のギャンブルと比べて還元率が高く稼ぎやすい
- 知識や判断力だけで勝率を上げられる
この記事でも紹介をしましたが、ブックメーカーは競馬や競艇、パチンコなどのギャンブルと比べると還元率は94%〜100%と非常に高いため、稼ぎやすいことが分かります。
さらには知識があり得意なジャンルを見つけると、試合の結果などを予想しやすくなるためより勝率を上げることが可能です。競馬や競艇ももちろんその場の状況や選手のコンディションなどを考慮しますが、スポーツベットの場合は2分の1で予想するため的中しやすいのが特徴。さらに細かく試合の内容まで予想してベットすれば、より高いオッズでの勝負もできます。
過去のデータを分析し勝負の予想をすることでより論理的でより正確な予想ができるため、他のギャンブルのように熱くなってしまってかなり負けてしまった…というあるあるも防げるのがスポーツベットの良い点です。
このように、自分が好きなスポーツや応援しているチームがあるなら、ただ試合を楽しむだけでなく、一緒に稼げるという点で副業として注目されています。
初心者でも分かるブックメーカーの始め方
さて、これまでブックメーカーについて詳しく解説していきました。ここからは実際にブックメーカーを始めるまでの流れを紹介していきます。まだ未経験のブックメーカー初心者の方でも簡単に始められるのでぜひチェックしてみましょう!
アカウント登録に必要なもの
ブックメーカーで遊ぶには、利用したいブックメーカーの公式サイトよりアカウント登録をして自分専用の口座を開設する必要があります。登録に必要な情報を入力したりするだけなので簡単に登録可能です。
まずアカウント登録には以下のものが必要になります。
- 承認できるメールアドレスや電話番号
- 登録する名前や住所などの個人情報
ブックメーカーによって変わってきますが、アカウントの登録には以上の情報があれば登録できます。
そのほかに、実際に勝利金を出金する場合には”本人確認書類(KYC)”も提出しなければなりません。これはブックメーカーのアカウントと実際に利用しているプレイヤーが同一人物であるか確認するもので、運転免許証や現住所が確認できる明細書が必要です。
求められる書類をスマートフォンで撮影しアップロードするだけなので簡単に提出できます。あらかじめ書類を用意しておくと、簡単にスピーディーに出金できるため準備しておきましょう!
ただ、「Sportsbet.io」など仮想通貨に特化したブックメーカーであれば提出が不要なパターンもあります。
クレジットカードや電子決済で入金する
アカウントの登録が無事に完了した後、スポーツベットを実際に楽しむためには自分の資金をアカウント口座に入金する必要があります。そのブックメーカー専用のオンライン上の財布にお金を移すというイメージです!
ブックメーカーに入金するにはいくつか方法があります。主な決済方法は以下の通りです。
- クレジットカード(VISA / Mastercard / JCB / Amex)
- 電子決済サービス(ecoPayz / iWallet / MuchBetter / Vega Wallet / SticPayなど)
- 仮想通貨(BTC / ETH / LTC / XRP / BCHなど)
- 銀行振込
基本的にオンライン決済で入金することが多く、クレジットカードでも簡単に入金できます。また主流となっているのが、ecoPyazやiWalletなどの電子決済サービスです!
オンライン上に自分の電子ウォレットを作成し、まずウォレット自体に銀行振込などで入金し、その電子ウォレットからブックメーカーに入金します。直接入金ではなくなり、ひとつ手間が増えてしまいますが、資金移動が簡単にできることやサービスが安定していることに加えて、出金時にも役立ちます。
例えば、クレジットカードで入金した場合は、出金時はクレジットカードに出金はできないためその他の決済手段を選ぶしかありません。そのような時には新規で電子決済サービスのアカウントを準備する必要性が出てくるため、スムーズに出金できないのが難点とも言えます。
そのような事態を防げる電子決済サービスは人気があります。
また、最近では仮想通貨に対応しているブックメーカーも多いです!仮想通貨は匿名性も安全性も高く、スムーズな入出金が可能なので、こちらもおすすめの入金方法となっています。
好きな試合を探してベットする
入金まで完了したら後は実際にベットするだけです。利用するブックメーカーによってサイトの仕様が多少異なりますが、スポーツ毎でベットできる試合が分けられていることが多いので分かりやすくなっています。
大まかな流れとしては、以下の通りです!
- ベットしたいスポーツやジャンルを選択する
- 一覧の中からベットする試合を選択する
- 1×2の場合は、勝利するチーム・選手を選択する
- このベットに賭ける金額を入力して、購入する
- 試合の結果を見て、的中していれば配当がもらえる
ブックメーカーで賭けられる試合の数は非常に多いです!毎日世界中でたくさんの試合が行われています。そのため、賭ける試合を探す場合には大カテゴリーから徐々に絞っていくといいでしょう!
また、ベットする方法はたくさんの種類があります。試合の内容を予想するもの、前半で◯点入れる、スコアの予想など細かく予想することもでき、詳しくなればなるほどオッズが高いです!ただ、的中しにくくなるため予想は難しくなっています。
ブックメーカー初心者の方はまず『1×2』という賭け方がおすすめ!単純にどちらのチーム・選手が勝つか予想するだけです。スポーツによっては引き分けも入ってきますが、単純に確率は2分の1となるため予想しやすくなっています。
慣れてきた人や、よっぽどチームや選手に詳しいなら高オッズのベットに挑戦してみるのも良いでしょう!
初めての入金でもらえるボーナスは受け取った方が良いのか
ブックメーカーによっては初めて入金する際にボーナスがもらえるサイトもあります。ボーナスとは入金額の◯◯%分が上乗せされてもらえるもので、自分が入金した金額以上の資金で遊べるメリットがあります!
例えば、100%入金ボーナスが用意されているブックメーカーに$50を入金するとしましょう。その場合には入金額$50の100%、つまり$50分がボーナスとして上乗せして受け取れるためトータルで$100からスタート可能!より多くの資金からスタートしたい場合には、入金ボーナスが用意されているブックメーカーを利用すると良いでしょう。
ただ、受け取ったボーナスには”出金条件”というものが発生します。ボーナスは受け取った段階ではまだ出金できず、出金条件をクリアすることでキャッシュ(現金)へと変わり出金可能となります。出金条件をクリアするというハードルが発生してしまう面もあるため、複雑な条件が分かりにくいという方は受け取らない選択肢もありです。
初心者でも始めやすいおすすめのブックメーカー
これまでブックメーカーについて解説をしてきましたが、実際にプレイしてみたくなりましたか?ここからは初心者の方でも安心して、簡単に始められるおすすめのブックメーカーを5つ紹介!
ぜひチェックしてブックメーカーを始めてみましょう。
William Hill
決済方法 | クレジットカード(VISA・Mastercard)、電子決済(ecoPayz・MuchBetter) |
入金ボーナス | 最大$100までの100%入金ボーナス |
日本語対応 | ◯ |
William Hill(ウィリアムヒル)は世界中で一番知られているイギリス発の老舗ブックメーカー!ブックメーカーをやっている人で知らない人はいないでしょう。ロンドン証券取引所に上場している超一流の企業が運営しています。
世界一といっても過言では無いWilliam Hillは、とにかくベットできる種類が豊富!世界中で行われているスポーツは当然のこと、日本のプロ野球、Jリーグ、格闘技などもベット対象です。30種類以上のスポーツやeスポーツ、政治に賭けられるため飽きずにずっと利用できるメリットがあります!
もちろんサイトも日本語対応しているため、英語が分からないプレイヤーでも安心して利用可能です。
おすすめポイント
- 世界で一番知られている一流の老舗ブックメーカー
- 30種類以上のスポーツやイベントがベット対象
- 安心安全の日本語サポート体制も充実
- ライブカジノやポーカーも遊べる
Sportsbet.io
決済方法 | 銀行振込、仮想通貨(BTC・ETH・LTC・XRP・ADA・USDT・TRX・SOC・DOGE) |
入金ボーナス | 無し |
日本語対応 | ◯ |
Sportsbet.ioは世界で始めて仮想通貨専門として登場したブックメーカーです。仮想通貨での入出金はもちろん、仮想通貨のままスポーツベットが楽しめるブックメーカーとして仮想通貨ユーザーには嬉しいサイトとなっています!
初心者に嬉しいポイントとして挙げられるのは登録のしやすさです。ユーザーネームやメールアドレスなど簡単な情報を入力するだけで簡単にアカウント登録ができます。また、仮想通貨で入出金するため本人確認書類を提出する必要も無いです。
もちろんブックメーカーとしても優秀で世界中のスポーツを中心に様々なベットが用意されています。サイトもおしゃれで分かりやすいUIなので初心者でも直感的に使いやすいデザインです!
おすすめポイント
- 様々な仮想通貨で入出金できる
- いろんな仮想通貨でマルチウォレットが作成可能
- ボーナスやキャッシュバックがもらえるイベントを多数開催
- 安心の日本語対応の24時間ライブチャット搭載
賭けっ子リンリン
決済方法 | クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB)、電子決済(ecoPayz・Vega Wallet・Jeton・MuchBetter・StickPay)、仮想通貨(BTC・ETH・LTC・TRX・USDT・BSV)、銀行振込 |
入金ボーナス | 最大$100までの100%入金ボーナス |
日本語対応 | ◯ |
賭けっ子リンリン(賭けリン)は2003年にオープンした日本でも人気があるブックメーカー!元々は10betjapanという名前で運営されていましたが、2021年のリニューアルによって名称が賭けっ子リンリンへと変わっています。ブックメーカーだけでなく、オンラインカジノのプレイも可能!
日本国内で開催されているスポーツの試合はもちろん、世界中のスポーツもベット対象となっています。完全に日本語対応しているため、初めての方でも扱いやすいサイトです。
様々な決済方法が用意されているので入金しやすいだけでなく、ブックメーカーとしてはかなり珍しい異種ウォレット間での資金移動ができます!例えば、他のサイトでecoPayzで入金した場合には基本的にはecoPayzでの出金となりますが、賭けっ子リンリンでは入金とは違うウォレットへの出金が可能です。
さらに、これから始める初心者のために初回入金で最大$100までもらえる100%入金ボーナスも用意されています!ぜひ利用してみてください。
おすすめポイント
- 昔から日本でも人気があるブックメーカー
- 完全日本語対応に加えて安心の日本語サポート対応
- 出金方法に縛られない異種ウォレット送金が可能
- オンラインスロットやライブカジノも遊べる
カジ旅
決済方法 | クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB)、電子決済(ecoPayz・iWallet・Vega Wallet・TigerPay・MuchBetter・StickPay)、仮想通貨(BTC・ETH・LTC・XRP・BCHなど)、銀行振込 |
入金ボーナス | 最大$100までの100%入金ボーナス |
日本語対応 | ◯ |
カジ旅は名前の通りオンラインカジノ寄りのサイトではありますが、スポーツベットでも遊べます!多くの日本人プレイヤーに愛されているサイトで、非常に人気があります。
スポーツベットプレイヤーには嬉しいウェルカムボーナスが用意されており、初回入金時に最大$100までの100%入金ボーナスがもらえる特典あり!自由に使えるためお好きなチームやスポーツにベットして使ってみましょう!
また、オンラインカジノも非常に充実しており3,000種類を超えるオンラインスロットやライブカジノなどが遊べるサイトとなっています。
おすすめポイント
- 日本人プレイヤーも多い大人気ブックメーカー
- 初心者には嬉しい100%入金ボーナスあり
- スポーツベットのお得なキャンペーンを多数開催
- 信頼できるサポート体制!出金も早いから安心
ビーベット(BeeBet)
決済方法 | クレジットカード(VISA・Mastercard・JCB)、電子決済(Vega Wallet・MuchBetter)、仮想通貨(BTC)、銀行振込 |
入金ボーナス | 無し |
日本語対応 | ◯ |
ビーベットは2021年にオープンしたばかりのまだ新しいブックメーカー!老舗ブックメーカーのような実績はまだありませんが、他のブックメーカーとは違い『スペシャルベット』と呼ばれる特殊なベット方法が用意されていたりと、注目度の高いサイトです。
スペシャルベットでは他のブックメーカーが扱わない独特なスポーツに賭けられることで人気があります。例えば高校野球の甲子園、相撲、RIZINなど、国内で開催される格闘技やM-1グランプリなどのテレビ番組などにもベット可能。あらゆるエンタメをベット対象とする、とても珍しいブックメーカーです!
また、スポーツで使えるボーナスは用意されていませんが、初めての登録時にプロモーションコード欄に『SPORTS10』と入力して登録すると、$10分のフリーベットがもらえます!$10をスポーツベットで好きなように使えるため、ノーリスクで遊べますし、初心者の方はまずこの$10で練習が可能!さらに出金条件もかからないすごくお得なボーナスです。
おすすめポイント
- 登録するだけで$10分のフリーベットが無料でもらえる
- 決済方法が豊富!クレジットカードでの入金もできる
- 他にはない相撲や高校野球など特殊なスポーツも対象
- 完全日本語対応+安心の日本語サポートあり