競馬は、日本で最も人気のあるスポーツイベントの1つであり、数々のイベントが開催されています。 日本で開催されているスポーツイベントを見てみると、毎月数多くの競馬レースが開催されていることがわかります。そして、その競馬レースの数の多さに驚く方も多いでしょう。 今回は、スポーツファン必見の4月の競馬スケジュールについてご紹介したいと思います。予めスケジュールを知っておくことで、どのレースに勝ち目があるのか目星をつけておくことができます。日本では各地に競馬場があるので、自分の住んでいる地域のスケジュールを確認して、近くで開催されるレースを見に行きましょう! ここでは、4月に日本各地で開催される競馬レースのスケジュールをご紹介します。 中山記念 中山町は、山形県に位置する町です。町としての規模は小さいですが、この町は主に素晴らしい景色と豊かな農業環境が備わっていることで知られています。 この小さい町には、世界中から多くの人々が競馬レースを観戦しに競馬場に足を運んでいます。 そして、世界で2番目に大きな競馬場である中山競馬場があります。ここでは、日本最大のサラブレッドレースが開催されています。 それでは、2021年4月に開催される競馬スケジュールをご紹介します。 ダービー卿チャレンジトロフィー(G3) 4月3日(土) 1969年に初めて開催されたサラブレッドの平地競走で、例年3月に開催されています。距離は1,600メートルで、中山競馬場でも人気のレースのうちの1つとして知られています。 元々は1980年まで東京競馬場で行われていたレースですが、1984年以降は中山競馬場で継続的に開催されているレースです。また、1979年までは1,800メートルのレースも行われていました。 2020年にこのレースに勝利したのは、1分32.8秒で競馬場を制した8歳馬のクルーガーでした。騎手は石橋脩氏、調教師は高野友和氏です。 ニュージーランドトロフィー(NHKマイルカップトライアル)(G2) 4月10日(土) 体重が56キロ、3歳のサラブレッドを対象としたレースです。距離は1,600メートルで、芝のコースで行われます。 毎年4月に開催されるこのレースは、1983年に始まりました。1984年にはG3、1987年にはG2に昇格しています。 このレースの過去の優勝者はルフトシュトロームで、1分33秒でレースを制しました。騎手は石橋脩氏、調教師は堀宣行氏です。 中山グランドジャンプ(JG1) 4月17日(土) 中山グランドジャンプは、国内で最も人気のある競馬レースの一つです。このレースは、4歳以上のサラブレッドを対象としています。毎年4月中旬に中山競馬場で開催され、4,250メートルの芝コースで行われます。また、海外からの出走も可能です。 1999年に開始されたこのレースは、世界で最もリッチな障害競技として知られています。もともとは1998年に「中山大障害」として始まったレースでした。 過去の優勝馬は、5回優勝しているオジュウチョウサン(9歳)で、5分2.9秒で優勝しています。騎手は石神深一氏、調教師は和田 正一郎氏が担当、株式会社チョウサンが所有しています。 皐月賞(G1) 4月18日(日) このレースでは、3歳のサラブレッド達によるレースで、距離は2,000メートルです。1939年に初開催されて以来、中山の競馬ファンに愛され続けているレースです。 2020年の皐月賞を制したのは、2分0.7秒でゴールしたコントレイル。騎手は福永祐一氏 、調教師は矢作芳人氏、馬主は前田晋二氏です。 阪神競馬場 大阪・神戸とも呼ばれる阪神は、大阪・神戸を中心とした関西圏を指します。この地には、阪神競馬場があります。日本中央競馬会が所有するこの競馬場は、13万9千人を収容できることで知られています。 この競馬場の土地は、もともと株式会社川西航空機により所有されていましたが、1949年に京阪神ビルディングにより建設され、1955年にJRAに所有権が移転しました。 現在では、阪神競馬場は国内で最も有名な競馬場の一つとして知られています。阪神競馬場には、2つの芝コース、1つのダートコース、1つのジャンプコースがあります。それでは、この競馬場で4月に開催されるレースをご紹介します。 大阪杯(G1) 4月4日(日) 大阪杯は、4歳以上のサラブレッドを対象としたレースで、距離は2,000メートルです。1957年の第1回開催時には1,800メートルでした。その後、1966年には1,900メートル、1972年には2,000メートルと徐々に距離が伸びていきました。 2020年の優勝馬は、1分58.4秒で優勝した5歳の牝馬、ラッキーライラック。騎手はミルコ・デムーロ氏、調教師は松永幹夫氏です。 サンケイスポーツ杯 阪神牝馬ステークス(G2) 4月10日(土) このレースは、4歳以上のサラブレッドの牝馬を対象としています。毎年4月に開催され、距離は1,600メートルです。1958年には、2,000メートルで行われていました。その後、距離が変更されてきましたが、2016年からは1,600メートルで行われるようになりました。 これまでの優勝馬は、5歳馬のサウンドキアラで、騎手は松山弘平氏、調教師は安達昭夫氏。記録はわずか1分32.9秒というスピードでレースを終えました。 桜花賞(G1) 4月11日(日) このレースは、3歳の牝馬のみを対象としたレースで、距離は1,600メートルです。桜花賞は1939年に東京競馬場で初めて開催され、その後京都競馬場で開催された年もあります。 最近の優勝馬はデアリングタクトで、1分36.1秒でレースを終えました。騎手は松山弘平氏、調教師は杉山晴紀氏、馬主はノルマンディー・サラブレッド・レーシングです。 アーリントンカップ (NHKマイルカップトライアル)(G3) 4月17日(日) アーリントンカップでは、3歳のサラブレッド達がレースを繰り広げます。距離は1,600メートルです。このレースは1992年に初めて開催され、それ以来、G3の地位を維持しています。 最近のアーリントンカップの優勝馬はタイセイビジョンで、騎手は石橋脩氏、調教師は西村真幸氏です。記録は1分34.3秒でした。 アンタレスステークス(G3) 4月18日(日) アンタレスステークスは、4歳以上のサラブレッドを対象としたレースです。阪神競馬場の第1レース場で行われ、1,800メートルの距離を走ります。1996年に開始されたこのレースは、すでにG3の地位を確立しています。また、1997年から2011年までは京都競馬場で開催されていました。